玉川大学農学部 > News > コラムアーカイブ(2009〜2016) > 詳細

コラム

コラム一覧へ

LEDを用いたワサビの人工栽培

農学部生命化学科(環境化学領域)では、LEDを用いたワサビの人工栽培を試みています。清流と豊かな環境でしか育たないと言われているワサビを、玉川学園内から汲み上げた地下水(水道水)を用いて、15℃、LED(赤・青)照射下で栽培しています。当初は栽培条件等の設定の難しさもあり、ほとんど生育途中で枯死してしまいましたが、現在では検討の結果、自然環境での栽培に比べ根茎等の発達は僅かですが栽培可能となりました。これからは培地の検討等を行いながら、より生育の速い栽培条件を見出し、またワサビの辛味成分等の分析も行っていきたいと考えています。


LEDを用いた循環型ワサビ栽培

このページのトップへ戻る