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鹿児島便り

鹿児島県薩摩半島の最南西端に、南さつま市坊津町という小さな町があります。鰹漁で有名な枕崎市の隣町です。坊津町は玉川大学創立者、小原國芳先生の生誕の地でもあり、ここに農学部鹿児島久志農場があります。現在、ポンカンを中心としたカンキツやマンゴーなどの熱帯果樹が栽培されています。

ポンカンの果実と海浜調査


ポンカン(カンキツの1種)の現在9月上旬の状況です。収穫は12月下旬です。

教職コースの学生が教材研究のために海浜動物の調査を行っています。

ライチの取り木
ライチは楊貴妃の大好物の果樹です。玄宗皇帝が楊貴妃の機嫌をとるために駿馬を3日3晩走らせて取り寄せた話は有名です。大変おいしい果樹ですが、繁殖は難しく、実生(種をまいて育った苗)は実がなるまでに20年以上かかります。一般に「取り木」という方法で苗を生産しています。


ライチの枝に傷をつけ水苔で包んでさらにビニールで被覆しておくと3ヶ月ほどで根が出てきます。

発根している状況です。茶色と白く見えるものが根です。

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