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寒冷地環境生物生産研究施設便り
玉川大学農学部と弟子屈町が共同調査の「屈斜路湖の魚類相調査」を6月に行いました。今回は屈斜路湖の流入河川の魚類相と川虫について調査しました。弟子屈町は屈斜路湖にニジマス、ヤマメなどを放流していますがそれらがどれだけ自然再生しているかが調査ポイントです。
生後1、2年魚は網目を抜けてしまい捕獲が難しい面があります。そこで今回は電気ショッカーを道内水面水産試験場からお借りし、魚を気絶させ種類や大きさの調査を行いました。また同時に魚を養って行くだけの川虫いるか、また水質が適当であるかについても同時に調査しました。
![]() 魚捕獲電気ショッカーで魚を気絶させ網ですくう。電源は12Vのバッテリー。 |
![]() 北海道内水面水産試験場から借用したショッカーは高額物品、学生も慎重に |
![]() 25cm平方の枠内の川虫を調査中。川の水は手が痺れるほどの冷たさ。 |
![]() 気絶した小魚を保冷材の上で調査、何種類の魚がいるでしょうか。 |