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卒業研究紹介
日本における播種時期がNERICA14の生育に及ぼす影響

環境農学科
  • #学生の研究成果

※2025年度卒業の持続的農学領域の卒業生による研究紹介です(小原 廣幸 教授指導)

アフリカの食料不足を解決するべく製粉技術のいらないNERICAの普及が進められている。4~7月まで毎月播種をして玉川大学の農場で栽培を行なった。草丈、分げつ数、葉数、枯死葉数を調査した。収穫は11月に行ない、籾数などの収量構成要素を調査した。その結果、草丈は4月区が54.2cmで一番低く、5月区は 69.3cm、6月区は79.1cmで一番高くなった。無効分げつ数は、4月区が一番少なく8.6本だったのに対し、5月 区が7.7本、6月区が1.9本と一番少なかった。有効分げつ数は4月区が1.8本で一番少なく、5月区が1.9本、6 月区が2.8本で一番多かった。4、5月区は二次成長をしていた。登熟歩合は4月区が4.5%と一番低く、5月区が 12.7%、6月区が49.7%と一番高かった。4、5月区は無効分げつが多く7月は結実していないことから、NERICA14の播種時期は6月が最適であると考えられる。

(左)NERICAの定植の様子 (右)NERICA栽培風景
研究に取組んだきっかけ、感想など

高校生のときからお米の栽培に興味があり、大学でもお米の研究をできたらいいなと思っていました。野外での活動が好きだったのもあり、持続的農学領域に進みました。そこで小原分野ではNERICAの研究をしていることを知りました。真夏の圃場での生育調査や作業はとても大変でした。30分動いて10分休憩してを繰り返していました。栽培期間が終わり収穫、調査をすると求めていたデータを取ることができて一安心しました。畑でのイネの栽培は日本では珍しく周りの人に話すと驚かれるのでこのテーマにしてよかったなと思いました。