教員紹介・研究室ガイド

宮崎 智史MIYAZAKI Satoshi
学位 博士(環境科学)
所属領域 生産農学科・昆虫科学領域
専門分野 社会生物学、生態進化発生学、分子昆虫学
学びのキーワード 社会性、個体間相互作用、行動多型、性淘汰

教員から一言

アリ類を含む社会性ハチ類では、カースト(階級)ごとに形態や行動が異なります。それらの違いを生み出す仕組みについて、器官形成の違いや、それをつかさどる遺伝子発現の違いに注目し、発生学や分子生物学の視点から解析を行っています。

ここ数年の卒業研究テーマ

  • コロニー創設における女王アリの給餌様式
  • アリ類における女王多型とその適応的意義
  • 社会寄生種ヤドリウメマツアリとその宿主における幼虫形態の差異
  • オオズアリ類のメジャーワーカーにおける分業様式

研究紹介動画

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研究室ガイド

『アリの社会の多様性を
科学で解き明かす』
研究内容を一言でいうと?
アリが魅せる社会の多様性を、形態や行動、遺伝子発現、ゲノム変異等に注目して研究。
地球上には14,000種を、日本でも300種を超えるアリが生息し、それらの属や種に特異的な社会様式が進化してきました。そうした多様な進化が生じてきた過程やメカニズムを、生態学・動物行動学・組織形態学・発生学・分子生物学・ゲノミクスなど様々なアプローチで調べています。
研究室の自慢は?
国内各地で採集した50種以上のアリを常時飼育!
自然豊かなキャンパスには約40種のアリが生息し、それらを採集・飼育して研究に使用します。また、学園の箱根自然観察林や北海道、奄美大島、与那国島に遠征して地域固有の種を採集してくることも。国内産全種を採集・研究することが目標です!

Pick up

断食・ワンオペ育児で最初の働きアリを育て上げる女王アリ!
多くのアリでは巣の創設時、1個体の女王が営巣・産卵・育児の全てを担います。さらにその間、何も食べず、自身の組織を溶かして幼虫に与えます。そうした離れ業を可能にする女王の超能力(仕組み)を研究しています。
複数種を対象にその超能力を調べています。