※2021年4月開設
演者の視点で
長 裕二 教授
新国立劇場以前、文化庁オペラ研修所の第6期生としてオペラを学びました。その後、文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアのミラノで1年間さまざまなことを経験。帰国前に出会った浅利慶太氏の誘いでミュージカルの世界に足を踏み入れ、劇団四季でオペラ座の怪人や美女と野獣といった舞台にも立ちました。今のミュージカルの世界は昔と違い、歌だけ、踊りだけ、演技だけではいけません。すべての基本を身につけたうえで、個性を発揮することが大切だと考えています。
小さいころから歌が好きで、友達とはじめてミュージカルの舞台を観た時「自分もあの舞台に立ちたい」と思い、声楽を中心に幅広いジャンルを学ぶことができるこの学科への入学を決めました。1年次の授業では、舞台の基礎を幅広く学修し、2年次からは、ミュージカルを中心とした授業があり、劇団に所属していた先生から直接レッスンを受け、日々、スキルを磨いています。また、学内で開催されるさまざまな公演に参加することで発表の機会もひろがり、チャレンジしたい気持ちが大きくなっています。玉川大学での学びをいかし、将来は、ミュージカルの舞台に立ち、観にきていただいた方々にエネルギーを与えられる人になりたいです。
芸術学部 音楽学科 ミュージカルコース
(現:パフォーミング・アーツ学科) 4年
石井 駿人さん東京都 正則高等学校 出身
ミュージカル上演における表現者の役割を理解し、国内外で活躍できる表現力とコミュニケーション力を併せ持つ人材を養成します。