
長谷川 嘉代(講師)
HASEGAWA Kayo
デザインサイエンス学科
材料評価研究室
社会インフラを支える金属材料の長寿命化と信頼性向上に挑む
材料工学研究
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社会で使われる金属に向き合う実学
社会インフラや産業を支える金属材料は、私たちの暮らしに欠かせません。しかし、長く使っていると、疲労や腐食によって少しずつ傷み、やがて壊れてしまうことがあります。本研究室では、「なぜ金属は壊れるのか?」を出発点に、金属の表面や内部で何が起きているのかを実験で調べています。そして、壊れる原因を明らかにし、金属をより長く、安全に使うための方法を研究しています。 -
「つくる」だけでは終わらない材料工学
金属材料は、つくった瞬間が完成ではなく、社会の中で使われ、役割を果たしてこそ価値を持ちます。表面処理による強度の向上や、腐食環境における金属の劣化など、材料が実際に使用される場面を重視し、実験と観察を通して材料の変化を追究しています。材料を「つくる」だけでなく、「使う・壊れる」までを見据えた材料工学を目指しています。 -
現場から生まれる「なぜ」を科学する
研究室の中だけで完結する研究ではなく、実際の環境や現場で生じている現象を研究の出発点としています。現地で得られた試験片やデータを手がかりに、「なぜこの材料は壊れたのか」「なぜこちらは腐食しないのか」という素朴な疑問を科学的な問いへと発展させ、実験によってその答えを探ります。現場の謎を材料工学の知識で解き明かすことを大切にしています。
作って → 使ってみて → 観察する
研究室ガイド
座学だけでは終わらない。
実験×学外との協同で学ぶ金属工学
実験×学外との協同で学ぶ金属工学
研究内容を一言でいうと?
つくって、見て、壊して、考える。実験から学ぶ金属工学研究室。
学生が自ら試料を作製し、表面処理を施し、顕微鏡で観察し、さらに疲労試験や腐食試験によって材料を評価します。実験で得られた結果をただ確認するのではなく、「なぜこのような結果になったのか」を考え、次の実験や検討につなげていきます。金属材料の強さや壊れ方、腐食や表面処理による変化など、教科書だけでは分からない材料の姿を、実際に手を動かして確かめます。他学部や学外の研究機関にも出向き、実際の材料・実際の現象に向き合いながら、金属工学を実践的に学ぶ研究室です。
研究室の自慢は?
手を動かして、外に出て、仲間と研究する。
自分で装置を動かし、材料を観察・評価する。私たちは、学生自身が手を動かして研究することを大切にしています。さらに、学内にない設備を使うために他大学や研究機関へ足を運び、学外の研究者と協力しながら実験や分析を行います。研究室の中に閉じこもらず、実際に動いて、見て、考え、さまざまな人と協同する。そんな実践的な研究活動が、この研究室の自慢です。
自分の手で力加減を確かめながら、試験片を研磨
Pick Up
研究成果を学外へ。自分の考えを「伝える力」を磨く。
「つくって、見て、壊して、考える」だけで終わりません。得られた研究成果を学会や研究発表会で学外へ発信します。自分の実験結果から何が分かったのか、そこから何を考えたのかを整理し、自分の言葉で他者に伝える。さらに、発表後の質問や議論を通して、自分の研究を別の視点から捉え直します。学部生のうちから研究成果を発信する経験を重ね、研究する力とともに、考えを伝える力を養います。
学会発表の風景 ― 研究成果を学外へ発信