Admission Policy
入学者受入れの方針
(アドミッション・ポリシー)
文学部は、全人教育の理念のもと、国際社会の一員として貢献できる日本語および英語運用能力と論理的な思考力を身に付け、社会の諸問題に的確に対応できる人材や、高い専門性や指導力を備えた国語教育もしくは英語教育の専門家を養成することを目指しています。そのために、文学部の入学者のアドミッション・ポリシーを以下のように設定します。
- 高等学校で学習する教科内容について、高等学校卒業相当の知識を有していることを高等学校での成績および入学試験で示すことができる。
- 他者の考えを理解し、自己の考えを表現するために必要な日本語および英語運用能力を身に付けていることを成績、入学試験、あるいは外部検定試験で示すことができる。
- 各学科のカリキュラムを理解し、そのカリキュラムのもとで学修する意欲を説明することができる。
- 本学部での学びを活かし、卒業後に社会の一員として貢献する意欲を示すことができる。
「国際共通語としての英語」の高度な運用能力と、世界の言語・文化や現代社会の諸問題に関する専門的な知識および技能を駆使し、問題解決のために地域やグローバル社会で主体的・協働的に行動することができる人材、および中学校・高等学校で実践的な英語教育を展開できる人材を養成することを目指している。そのために、英語教育学科ではアドミッション・ポリシーを以下のように設定する。
- 高等学校で学習する教科内容について、高等学校卒業相当の知識を有しており、特に英語の学習で成果を上げていることを高等学校での成績および入学試験で示すことができる(入学時に実用英語技能検定2級相当以上の英語力を有していることが望ましい)。
- コミュニケーションや現代社会の諸問題に対する興味・関心を有し、本学科での学びに意欲的に取り組む姿勢を入学試験で示すことができる。
- 本学科での学びを活かし、卒業後に英語を駆使して地域やグローバル社会に貢献する意欲を入学試験で示すことができる。
国際社会の一員であるとの自覚を持ち、人文学の専門的かつ総合的な探究力、国際的なコミュニケーションに対応する言語運用能力を主体的に身に付け、社会の多様な場面に的確に対応しつつ積極的に社会に貢献できる人材、国語教育を実践・創生できる人材を養成することを目指している。そのために、国語教育学科ではアドミッション・ポリシーを以下のように設定する。
- 日本語の基礎的な運用能力を身に付けていることを成績、入学試験、あるいは日本語運用能力に関する外部検定試験で示すことができる。
- 高等学校で学習する教科内容について(古文・漢文を含む)、高等学校卒業程度の学力を有していることを成績および入学試験で示すことができる。
- 本学科のAP・CP・DP、および学科・コースにおけるカリキュラムの特徴について、入学試験で示すことができる。
- 読書習慣を活かしつつ、自分で情報を集め、自分で考え、それを表現するという経験を有しているとともに、批判的読解力・論理的思考力・表現力への関心を持ち、それらを身に付ける意欲を有していることを示すことができる。
- 在学中および卒業後にわたって、自らが情熱を持って取り組むに値する課題を見出し、それに取り組む知的探究心を有していることを示すことができる。
- 在学中および卒業後にわたって、人文学の教養を身に付けた上で、社会の様々な分野で貢献する意欲を示すことができる。
Curriculum Policy
教育課程編成・実施の方針
(カリキュラム・ポリシー)
文学部は、国語教育学科および英語教育学科の卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)に基づき、カリキュラム(教育課程)を編成しています。
- 各学科の基礎教育科目では、言語運用能力(日本語・英語)の修得および各学科の専門教育の基礎となる教養の修得を図る。
- 各学科の特質を活かした専門教育を重視し、主体的な学びを促し、それぞれの専門分野についての基本的知識・方法を身に付けるために体系的な学科専門科目を編成する。
- 学科横断的な学びを促進するために、両学科に共通して必要な言語運用能力や異文化理解などに関わる科目を文学部共通科目として配置する。
- 両学科・両コースともに、論理的・批判的に思考し、それを表現する力を養うために、少人数グループの協働・参加型の高度な学科専門科目を配置する。
- 両学科の教員養成コースに、学校教育における指導力を育成するために、理論と実践を組み合わせた学科専門科目を配置する。
「国際共通語としての英語」の高度な運用能力と、世界の言語・文化や現代社会の諸問題に関する専門的な知識および技能を駆使し、問題解決のために地域やグローバル社会で主体的・協働的に行動することができる人材、および中学校・高等学校で実践的な英語教育を展開できる人材を養成することを目指している。そのために、英語教育学科ではアドミッション・ポリシーを以下のように設定する。
- 「グローバルコミュニケーションコース」においては、地域やグローバル社会で主体的・協働的に行動できる人材を養成するために、世界の言語・文化や現代社会の諸問題に関する専門的な科目や日本・日本語および第二外国語について学修する科目を体系的に配置する。
- 「英語教員養成コース」においては、理論と実践を架橋することができる英語教員を養成するために、教育職員免許状取得に必要な科目に加え、英語教育に関する専門的な科目を体系的に配置する。
- 2年次秋学期に、国内外の多様なフィールドにおける学びを自らデザインするセルフ・デザイン学期を展開し、この学期の学びを最大限に活かせるよう、前後に有機的に語学および学科科目を配置する。
- 適切な研究課題を設定して研究計画を立案し、研究を遂行するとともに、その成果を論理的・説得的にまとめることができる資質・能力を育成するために、少人数制のゼミナールを配置する。
- 卒業後のキャリアを主体的に探究すると同時にその実現に向けて必要な計画を立て、行動を取ることができる態度を育成するために、キャリアについて学ぶ科目を配置する。
- 自らの学びを自律的に推進し、改善を図る上で必要な資質・能力を獲得するために、学び方の学習やリフレクション活動を組み込んだ科目を配置する。
国際社会の一員であるとの自覚を持ち、人文学の専門的かつ総合的な探究力、国際的なコミュニケーションに対応する言語運用能力を主体的に身に付け、社会の多様な場面に的確に対応しつつ積極的に社会に貢献できる人材、国語教育を実践・創生できる人材を養成することを目指している。そのために、国語教育学科ではアドミッション・ポリシーを以下のように設定する。
- 文学・日本語学・哲学など人文学の専門教養に関わる科目群、および論理的・批判的思考力、読解力・表現力などを用いて、人文学における横断的・総合的な知を探究する科目群を設定する。また、これらを基礎として、自らの人生を構想する力に資するキャリア系科目群、社会に貢献できる問題解決能力に資する科目群、教育機関における国語教育に貢献できる実践力に資する科目群を設定する。
- 学びの集大成としての4年次秋学期における卒業研究に向かって、専門教養、読解力・思考力・表現力、および実践力を、学年に応じて段階的に養う科目を科目群ごとに体系的に配置する。
- 「文学言語思想コース」においては、横断的・総合的な人文学の学修を基礎に、確実な言語技術、論理的・批判的思考力、実践力を伴った課題発見能力や問題解決能力を修得することで、現代のグローバル社会で活動できる力を備えることができる人文学総合教育プログラムを構築する。
- 「国語教員養成コース」においては、横断的・総合的な人文学の学修を基礎に、確実な言語技術、論理的・批判的思考力、国語科の指導力を修得することで、中学校・高等学校で指導ができる力、これからの国語教育を創生できる力を備えることができる国語教員養成プログラムを構築する。
Diploma Policy
卒業認定・学位授与の方針
(ディプロマ・ポリシー)
文学部は、全人教育の理念のもと、国際社会の一員として貢献できる水準の言語運用能力(日本語・英語)と論理的な思考力を身に付け、社会の諸問題に的確に対応できる人材あるいは高い専門性や指導力を備えた国語教育や英語教育の専門家を養成することを目指します。文学部で学位を取得するためには、次の能力を示すことが求められます。
- 言語や文化に関する専門的知識を修得し、適切に用いることができる。【知識・理解】
- 修得した言語運用能力と言語技術を用いて自分自身の思考を論理的に表現するとともに、多角的な視野を持って主体的に問題を解決することができる。【汎用的技能】
- 修得した言語運用能力を発揮して社会に貢献する主体的態度を有している。【態度・志向性】
英語教育学科が重視する学士力は以下の項目であり、これらを身に付けることが卒業時の到達目標である。
- 「グローバルコミュニケーションコース」においては、「国際共通語としての英語」の高度な運用能力と、世界の言語・文化や現代社会の諸問題に関する専門的な知識および技能を駆使し、問題解決のために地域やグローバル社会で主体的・協働的に行動することができる。
- 「英語教員養成コース」においては、「国際共通語としての英語」の高度な運用能力と、英語教育や世界の言語・文化、現代社会の諸問題に関する専門的な知識および技能を活用し、中学校・高等学校における実践的な英語の授業を展開することができる。
- 適切な研究課題を設定して研究計画を立案し、研究を遂行するとともに、その成果を論理的・説得的にまとめることができる。
- 卒業後のキャリアを主体的に探究し、その実現のために必要な計画を立て、行動を取ることができる。
- 自らの学びを自律的に推進し、改善を図ることができる。
国語教育学科が重視する学士力は以下の項目であり、これらを身に付けることが卒業時の到達目標である。
- 文学・日本語学・哲学をはじめとする人文学の専門的教養を、社会との接点を意識しつつ、横断的・総合的に身に付けることができる。
- 人文学の専門的な文献を読解する力、適切に情報を収集する力、および物事を論理的かつ批判的に思考する力を身に付けた上で、高度な日本語運用能力を用いて自らの考えを的確に表現することができる。
- 文化やその背景となる言語の多様性を理解して尊重しつつ、自ら課題を発見し、問題解決のために多角的な視野を持って、他者と協働しながら主体的・積極的に行動することができる。
- 本学科の学びの集大成として、自らが情熱を持って取り組むに値する課題に取り組み、学科が定めた評価基準を満たす卒業研究を遂行する能力を有している。
- 修得した横断的・総合的な専門教養、および論理的・批判的思考を基盤とした言語技術を実践的に応用し、社会に貢献することができる。または、国語教育に関わる幅広い学問領域の専門性と実践力をもって、中学校・高等学校等の教育機関における国語教育に貢献することができる。
人材養成等教育研究に係る目的
文学部は、全人教育の理念のもと、国際社会の一員として社会に貢献できる高度な言語運用能力、論理的思考力および柔軟な問題解決能力を備えた人材養成を目指している。そのため、言語・文化に関する専門的知識、言語運用能力(日本語・英語)、論理的・批判的思考力、実践力というグローバル社会が求める基礎力を育成する。 国語教育学科は、国際社会の一員であるとの自覚を持ち、日本語の特質の深い理解、論理的・批判的思考力を基礎とした高度な言語運用能力と、人文学の専門的な学問領域における横断的・総合的な視点を身に付けることで、自ら課題を発見し、解決する探究力・実践力をもってグローバル社会に貢献できる人材を養成することを目的として、「文学言語思想コース」と「国語教員養成コース」を置く。「文学言語思想コース」では、論理的・批判的思考を基盤とした言語技術と豊かな専門教養を実践的に応用し、社会に貢献することができる人材を養成し、「国語教員養成コース」では、国語教育に関わる幅広い学問領域の専門性と実践力をもって、中学校・高等学校等の教育機関における国語教育に貢献することができる人材を養成する。 英語教育学科は、「グローバルコミュニケーションコース」と「英語教員養成コース」の2コースで構成され、グローバル化に伴う言語や文化の多様化に対応するとともに、現代社会の諸問題を解決する資質・能力を育成することを目指し、国際コミュニケーションのための高度な英語運用能力を身に付けることを共通目標としている。主体的・協働的に地域やグローバル社会に貢献することのできる人材を養成するために、「グローバルコミュニケーションコース」では、「国際共通語としての英語」の運用能力および世界の言語・文化や現代社会の諸問題に関する専門的な知識・技能を育成し、「英語教員養成コース」では、英語教員に求められる豊かな言語観・文化観と実践的な指導力を育成する。