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国語教育学科 言語表現コース4年 ※2025年3月時点 H.Y. さん

世界をどう見るか、考えをどう伝えるか。その力を携え、社会へ。

国語教育学科の授業の多くは「ことばを用いて、物事を論理的かつ多角的に捉え、批判的に判断する」能力を伸ばすことが重視されていたように思います。
 私は在学中に、国語教員養成コースから言語表現コースへとコース変更をしました。教員の勉強をする中で、大学在学中に様々な講義を受け、自分の興味の幅を広げておきたいと考えたことがきっかけです。二つのコースを通して教育学だけでなく、言語学、哲学や文学などの人文学まで幅広く受講しました。物事を捉える視点が広がり、自分の考えを言語化して相手に伝える力が向上したと思います。
 これは社会人としてどの分野でも求められる能力ですし、就職後も必ず自分の強みになるという自信があります。

Q & A

入学のきっかけを教えてください
工学部や芸術学部などさまざまな学部があり自分とは異なる専攻の人と関われる総合大学に通うという希望が元々ありました。また、大学内の設備の充実度が非常に高いことも入学の決め手になりました。
ゼミでのあなたの研究について教えてください
冨士池ゼミに所属しています。専攻は日本語学です。私の研究テーマは「洋画の邦題の年代変化について」でした。
ホラーや恋愛など、ジャンルごとに収集した邦題の用例を年代順に並べて、語種や品詞に分解して分析し、各ジャンルにどのような特徴があるか、どのような変遷を辿ったのか調査しました。
国語教育学科の魅力を教えてください
学科内には教員志望の人もいれば企業就職を希望する人もいます。また、同じ学科とはいえ古典や哲学、日本語学など学生の興味の対象も幅広いです。授業内外での学友との交流を通して、自分のキャリアに関する視野を広げられるのが魅力だと思います。
現在のキャリア目標を教えてください
地元に戻り地域活性化に貢献したいと考えています。その為にはまず、インフラ整備や広報などさまざまな仕事に関わり経験を積むことで、地方衰退の抑制に何が必要かを肌で感じる必要があると思います。