Message 2018
マシュー先生とニコ先生より

マシュー先生(Mr. Matthew Hunter)は第12回ストラディバリウス サミットコンサート2018の公演で5月に来日された際、玉川で音楽を学んでいる生徒や学生に向けてメッセージを一生懸命時間をかけて書いてくださいました。 ニコ先生(Mr. Nikolous Römishh) も、2018年6月、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団員のアンサンブル・グループ「12人のチェリストたち」の来日公演の合間にメッセージを くださいました。ニコ先生は、マシュー先生が難しい内容を書かれていたので、「僕は誰にでもわかるメッセージにするよ」と見てわかるメッセージをください ました。


音楽を学んでいる生徒・学生の皆さんへ
  • silence (無音)とは何か?silenceは測ることはできるのか?答は時間の中にある。silenceは時間の感覚が崩れた時に感じるものかもしれない。

  • だから、silenceは、感情・態度・空間で、時間は欠けているが構造が欠けているわけではない。始まりがあり、終わりがあ る。部分であり、全体でもある。

  • 作曲家は、イベントを創り出すためにsilenceを使う。または、私達の感情を膨らませるためにvoids(空隙)を使う。私 達は、息を凝らし、自分の体に耳を傾ける。私達のmind(論理的な意識や意思)は空間にはじけ、silenceが長くなり過ぎると、silenceの苦 悩がactionを創る。私達は急な空虚を恐れる。

  • 彫刻家がノミを使うように、silenceを使おう。voids(空隙)自体が絵である。キャンバスではない。
(May 30, 2018)


音楽を楽しもう!

(July 6th, 2018)