
守り、継承する
木を循環する Case 1
2019年度より継続的に行われている聖山労作。「守り、継承する聖山」をコンセプトに、幼稚部生から大学生、さらには教職員や卒業生までが参加し、玉川学園のシンボルでもある聖山の環境整備に取り組んでいます。
聖山労作(キャンパス内の
里山環境の整備)
「聖山」と呼ばれている丘は玉川学園の丘陵の中でも一番高い丘で、玉川学園開校以前には、丹沢の尾根の間から富士が望めたことから、「富士塚」とも呼ばれていました。
1929年(昭和4)に玉川学園が開校してから、この丘は「聖山」と命名され、毎朝塾生たちが集まって「聖山礼拝」を行っていました。開学当初の「聖山」は、木々が密生したせまい空間でしたが、学生たちが労作によって徐々に木を切り、草を刈り、芝生を植えて、こころ静かに祈ることができる環境に整えていきました。
「聖山」は、厳かで神聖な空気を保ち、訪れた誰もがこころを穏やかにする場所として、受け継がれています。



