玉川大学芸術学部一年次労作
― Tamagawa Mokurin Projectのキャラクターを考えよう! ―
10月16日、芸術学部アート・デザイン学科1年生を対象とした労作授業「Tamagawa Mokurin Projectのキャラクターを考えよう!」が実施されました。
1組(栗田先生指導・大学教育棟502教室)と2組(堀場先生指導・504教室)の計56名が参加し、自然や木への理解を深めながら、プロジェクトを象徴するキャラクターづくりに取り組みました。
授業の冒頭では、総務部管財課の細谷課長と岩内課長(設備担当)が登壇し、Tamagawa Mokurin Projectの概要やこれまでの活動をわかりやすく紹介しました。昨年度の授業が学生から評判がよかったことを受け、今年度も芸術学部からの依頼で再実施が決定したものです。
説明の後には、レーザーペッカー(レーザー刻印機)を使って焼印サンプルを制作。木の香りとともに浮かび上がるキャラクターの焼印に、学生たちの創作意欲が刺激されました。
その後は3~4人のグループに分かれ、まずコピー用紙に下書きを行い、仕上げとしてケント紙に清書。キャラクターデザインだけでなく、名前や性格、こだわりのポイントまで丁寧に考えながら、それぞれの想いを形にしました。
作業中には、「こどもにウケるにはどんな色にしようか?」「自分のアイデアを形にできるのが楽しい」といった声も聞かれ、笑顔があふれる教室に。
時間が進むにつれて、最初の少し緊張した表情から、次第に楽しさの中にも真剣さがにじむ表情へと変わっていきました。学生たちは仲間と意見を交わしながら、創造のプロセスそのものを楽しんでいました。
芸術学部における本授業の目的は、Tamagawa Mokurin Projectが推進する自然教育・環境教育を通じて、地球環境や地球温暖化といった社会課題に関心を持つきっかけをつくること。
学生たちは、デザインを通して「循環する森のしくみ」など自然環境について考える貴重な時間を過ごしました。
授業の最後には、各グループが自分たちのキャラクターを発表。作品のテーマや性格設定、デザインのこだわりなどを語り合い、笑顔あふれる発表会となりました。
