玉川大学教育学部「2025森のがっこう」in 沖縄県久米島町
学外イベント
12月13日(土)~15日(月)沖縄県島尻郡久米島町において、教育学部仁藤ゼミによる「2025森のがっこう」久米島町会場を開催しました。13日は、そらなみ保育園となでしこ保育園の園児、保育士など約30名が参加。15日は清水幼稚園と仲里幼稚園の園児、幼稚園教諭など約60名が久米島町の自然を舞台に、ネイチャーゲームを楽しみました。




ネイチャーゲームを楽しむ
ネイチャーゲームは仁藤准教授が担当し、園庭や園周辺を歩きながら、①カードに書かれているものを五感を使って探す「フィールドビンゴ」、②カードに書かれた色や形の葉っぱを探す「葉っぱコレクション」、③猫のカードに自然物を重ねる「着せ替え猫」を行いました。(出典:日本シェアリングネイチャー協会)

なでしこ保育園(だるま山)①フィールドビンゴ カードに書かれたものを探す
着せ替え猫 色々な猫を探す
久米島町で実現した「森のがっこう」
今回の開催は、玉川学園と包括連携をしているご縁によって実現しました。
準備にあたっては、久米島町子ども未来課宮里様、そらなみ保育園仲村園長先生、なでしこ保育園佐久田園長先生、清水幼稚園國吉先生には大変お世話になりました。また、学生たちは遠方のため現地には参加することができませんでしたので、現地の保育者の皆さまに多大なご協力をいただきました。



そらなみ保育園 園長先生、保育士さんの感想
保育士の皆さん
- フィールドビンゴゲームは、見たり、聴いたり、触ったり五感を感じながらワクワク気分で夢中になって探す子ども達で自然とふれあうってすてきだなぁ~と実感しました。久米島、そして、そらなみ保育園の園庭の自然を大切にして、季節に合わせて、フィールドビンゴを手作りして、保育に活かしたいです。今日、さっそく落ち葉を拾ってクラス内でアートにチャレンジしました。
- 普段とは違う視点や五感で園庭の探索ができ、子ども達も楽しんでいました!お家でビンゴの続きをした子もいたようです。これからの保育活動にも活かせそうな内容だったので、参考にさせて頂きたいです。
園長先生
- 今回の体験を通して職員の皆さんも、ごく普通の生活の中の自然を少し違った角度からも見えるようになればと感じました。あたりまえの自然が子ども達の発達に大いに役立てるように、私達も支援していきたいと考えています。
なでしこ保育園 園長先生の感想
- 普段の保育の中でも自然をテーマに活動を行っておりますが、今回自然を生かした、また子どもたちが自発的に取り組める内容をご提供いただき、子どもたちの生き生きとした表情にとても嬉しく思いました。貴重な体験・学びをありがとうございました。
玉川学園の木の紹介
玉川学園のスギで作成したツリーと玉川学園内で間伐した木のサンプルを持参し久米島との植生の違いを感じてもらいました。
この事業は、令和7年度国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」から助成を受けて開催をしております。
