玉川の自然を五感で感じよう ~小学部5年生がソルトポプリづくりと「思い出の3本杉」を活用した作品づくりに挑戦~
K-12 Primary Division(小学部)5年生のサマープログラムで「ソルトポプリ」の制作と「ヒマラヤスギのコースターに玉川の丘で育った花や木の実などを使って飾りつけをしよう」を実施
7月16日(木)・17日(金)、Primary Division(小学部)5年生を対象としたサマープログラムをK-12経塚校舎美術室で実施しました。
今年も、昨年に引き続き、Tamagawa Mokurin Project(タマガワ モクリン プロジェクト)の一環として、玉川学園の豊かな自然資源を活用した体験型ワークショップを行いました。
今回の講師には、昨年のサマープログラムでもご協力いただいたVividNatureLabの黒澤千代子さんをお迎えしました。
今回のプログラムでは、玉川学園の豊かな自然に親しみながら、自然素材を活用した「ソルトポプリ」の制作と、「ヒマラヤスギのコースター」を使った飾り付けに挑戦しました。
玉川の自然から生まれた素材を活用
ソルトポプリに使用した花やハーブの多くは、玉川の丘で育った植物や農学部園芸班が育てた植物です。
ラベンダーやマリーゴールド、アジサイ、ミントなど、色や香りの異なる植物を観察しながら、自分の好きな組み合わせを選びました。
また、制作前にはテキストを用いて香りの楽しみ方や効果、嗅覚の役割について学習を行いました。
植物の香りを比べたり、色や形の特徴を観察したりしながら、子どもたちは五感を使って自然と向き合いました。
観察シートには、
「ミントはスーッとする!」
「花びらがしっかりしていてかわいい」
など、それぞれの気づきや発見が丁寧に記録されていました。
子どもたちは、それぞれ自分で選んだ花やハーブをソルトと混ぜ合わせて、自分が描くデザインを表現しようと、瓶の中に丁寧に詰めていきました。仕上げに、これも玉川で育った夏みかんやヒマラヤスギのアロマオイルを数滴たらし、瓶の蓋を閉めて完成です。

思い出の「3本杉」を未来へつなぐ
飾り付けに使用したコースターは、昨年度までK-12経塚校舎前にあった「みんなの思い出の3本杉」として親しまれていたヒマラヤスギの枝から作られたものです。
このヒマラヤスギは、近年、老齢化により枯れてきており、枝の落下や内部の空洞化など、安全面での課題が顕在化してきたことで、昨年度伐採する運びとなりました。
Tamagawa Mokurin Projectでは、伐採したヒマラヤスギの幹だけでなく、枝も教育資源として有効活用できるようにコースター状にカットし保管していました。子どもたちが慣れ親しんだヒマラヤスギが、またこういった形で子どもたちのところに帰ってきました。
子どもたちは、木の年輪や香りを確かめながらコースターを手に取り、玉川の自然が持つ歴史や大切さを感じていました。
コースターには、ヒノキの葉や木の実、松ぼっくり、ドライフラワーなどを自由に配置し、グルーガンを使って、世界に一つだけの作品づくりを行いました。
自然素材の色や形を生かしながら工夫を重ねる姿が見られ、それぞれの個性があふれる作品が完成しました。
学びとものづくりが一体となった体験型プログラム
今回のサマープログラムは、ものづくりだけでなく、植物を観察し、香りを感じ、その特徴や役割を学ぶ体験型学習として実施されました。
子どもたちは、玉川の自然に触れながら「見る」「触れる」「香る」「考える」「表現する」という五感を活用し、自分なりの発見や学びを深めていました。
完成した作品には、それぞれ異なる植物の組み合わせや飾り付けが施されており、一つとして同じものはありません。
教室には終始楽しそうな笑顔と活気があふれ、玉川の自然の魅力を改めて感じる機会となりました。
今回のサマープログラム実施にあたり、お力添えいただきました、黒澤様、山根様、原田様、タマガワイーサポートの山崎様ありがとうございました。
