GREEN×EXPO 2027 出展予定地を農学部・芸術学部の教員が現場視察
「夢と幻の庭」の実現に向けて、現場から広がる教育活動の構想
2026年10月1日(木)、GREEN×EXPO 2027に向けた芝張労作を予定していましたが、連日の雨により地面がぬかるんでいたため、作業を中止しました。
その代わりに、農学部・芸術学部関係教員が工事の進む出展予定地を訪れ、現場視察を行いました。
玉川大学・玉川学園は、「里山ビレッジ」の「恵みの庭」に「Tamagawa Harmony Campus -ALICE In Tamagawa Land- 夢と幻の庭」をコンセプトに出展。
自然と人、教育と研究が響き合う空間を、物語仕立ての庭として表現する構想です。来場者が庭を歩き、草花やオブジェに出会いながら、玉川の自然や教育活動に触れることのできる展示を目指しています。
図面の中の構想が、少しずつ現実の風景へ
現地では、本のオブジェを設置するための基礎工事が完了し、植樹作業が進められていました。周辺の工事も徐々に進み、これまで図面やイメージパースで描かれていた庭の姿が、少しずつ現実の風景として見え始めています。
教員たちは、実際に敷地を歩きながら、周囲の環境や空間の広がりを確認。図面と現場を照らし合わせました。様々な専門的な視点から計画を準備している教職員の皆様が、教育活動や展示を展開できるような、舞台づくりに向けた具体的な意見交換を行いました。
なかには、メジャーを使って敷地の寸法を測り、今後の造園計画に向けた参考情報を収集する姿も見られました。
現場に立つことで、図面だけでは捉えきれなかった距離感や空間のつながりが明確になり、展示の配置や来場者の動き、教育活動の展開について、より具体的なイメージを共有することができました。
参加した教員からは、「周辺の工事も進んでいるため、以前よりも完成後のイメージがつかみやすく、わかりやすかった」との感想が聞かれました。
学部の専門性を重ね、玉川ならではの庭づくりへ
今回の視察では、農学部と芸術学部、それぞれの専門的な視点から、展示空間の可能性について話し合われました。
植物や自然環境への理解、空間のデザイン、来場者の体験、そして教育活動との結び付き。異なる専門性を持つ教員が現場で意見を交わすことで、単に美しい庭をつくるだけではなく、自然の中で発見し、考え、学ぶことのできる空間づくりへの構想が広がります。
「夢と幻の庭」が目指すのは、見るだけの展示ではありません。本のページを開くように庭をめぐり、草花やオブジェとの出会いを通じて、自然や人との関わりについて考えるきっかけを生み出すことです。
その実現に向けて、今回の現場視察は、構想を具体的な計画へとつなげる大切な機会となりました。
GREEN×EXPO 2027のスケールを実感
視察では、出展エリアだけでなく、周囲で進む工事や会場全体の広がりにも目が向けられました。
そのスケールの大きさに教員たちからも驚きの声が上がり、改めて国際園芸博覧会という大きな舞台に出展することを実感する機会となりました。
2027年3月19日から9月26日まで開催されるGREEN×EXPO 2027。花や緑、農や食、環境、文化を通じて、持続可能な社会とこれからの暮らしを考えるこの博覧会で、玉川学園は、自然を守り育てること、自然から学ぶこと、そしてその恵みを次の世代へつないでいくことの大切さを伝えていきます。
キャンパスで日々積み重ねてきた教育・研究・地域連携の実践を、一つの庭として表現する「夢と幻の庭」。
現場の整備が進むにつれ、その姿も少しずつ具体的になってきました。開催に向けて、教員や学生、関係者の思いを重ねながら、玉川ならではの学びの風景を創り上げていきます。
完成予想図
