
Use.
木を活用する
木に親しむ、木に関心を持つ、木を好きになる
Living with trees
「木を植え、育てる」ことから始まり、その後「木を管理する」段階を経て、「木を切る」作業に移ります。そして切り出された木材はキャンパス内で乾燥させ、教材や建材として活用します。これら一連の活動を通して、「木に親しむ、木に関心を持つ、木を好きになる」という意識の醸成を実現しています。

例えば、中高生たちが自ら間伐した木材を使って、幼稚部生たちが使える木のおもちゃを制作し、園児たちの教育の場で活用されることで、木への親しみを幼少期から育むこともしています。小学生は農学部の先生や学生たちとともに、樹木の皮をはがすことで間伐をする珍しい間伐方法を体験しています。さらに、そこで出た樹皮を小学生がアート作品に昇華するのを芸術学部の先生や学生たちが支援する取り組みをしています。

このように園児・児童・生徒・学生・教職員が
それぞれのリソースを持ち寄り、
それがシナプスのようにつながりを生み出して、
「木に触れ、木に親しみ、木を活用する」
あらたな活動へつながっていきます。
このような「木の活用」を進めていくには、
「学びに活かす」取り組みとそれを支える
「環境」の両輪が揃いうまく回ることが必要です。
この両輪をご紹介します。
CASE 1
学びに活かす
Tama Treeプロジェクトをはじめとする
「活かす」取り組み
2018年度から、間伐材を教育活動などに活用していく「Tama Treeプロジェクト」がスタート。校舎の装飾部材や学内の教材としての利用だけでなく、地域交流のツールとして製作した作品もあり、さまざまな取り組みに発展しています。

CASE 2
施設・設備を整える
間伐材を活かすための環境づくり
⽟川学園キャンパス内の間伐によって⽣まれた⽊材を、ものづくりの学びに活かせるような施設と設備を新たに導⼊しました。この施設を学内に導⼊したことで、Tama treeのより積極的な活⽤が進んでいます。
