玉川大学出版部の本


怒れる西部 −傷つきやすい大地とその将来−

R.ラム(米国・元コロラド州知事)・M.マッカーシー(米国・ジャーナリスト)著
井出義光(城西大学女子短期大学部教授)・青木怜子(聖心女子大学教授)・小塩和人(日本女子大学助教授)訳

A5判上製・384頁
定価 :6,090円(税込)
発行年月 :2000年3月
ISBN :ISBN4-472-11491-7 C3033
ジャンル :政治・経済

かつて青い空、無限の地平線、豊かな自然に恵まれていたアメリカ西部は、2世紀にわたる東部(連邦政府)の権力支配と飽くなき資本家の台頭で、環境問題や社会病理に苦しむ地に変貌した。開発か自然保護か、中央政府か地方自治か、その狭間で苦悩する西部の実態をさまざまな面から描く。優れて現代的課題に挑戦する話題の書

主な目次

  訳者まえがき
プロローグ─ さらば西部
1章 怒りの根−植民地主義
2章 燃える岩−オイルシェール
3章 地中の雷鳴−石炭と石油
4章 悩める大地−地元住民の苦悩
5章 変わりゆく西部−人口の流入と危機
6章 戦争の落とし子−MXミサイル
7章 オアシスとしての西部−砂漠と平原と水
8章 西部の地主たち−連邦への怒り
9章 山積する怒り−ヨモギ反乱?
10章 暗黒の騎士たち−ヨモギ反乱?
エピローグ─ 帝国の星
  訳者あとがき

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