イギリス児童文学紀行 |
湖水地方を舞台にした『ツバメ号とアマゾン号』『ピーターラビットのおはなし』、各地に残るアーサー王、ロビン・フッド伝説。イギリス児童文学の名作には伝説、風土を題材にしたものが多い。作家が描いた地方と歴史を訪ねて、物語の背景や意味をたどる。作品の面白さを再発見するきっかけを与えてくれる、児童文学案内。 |
主な目次
はじめに
一章 イギリスのあけぼの
古代ケルト社会からローマの時代へ
アングロ・サクソン人の渡来
「海の狼」ヴァイキング
二章 伝説の霧の中へ
アーサー王と円卓の騎士たち
ロビン・フッド伝説とシャーウッドの森
三章 宗教と変革の影
清教徒革命後の大疫病
現代の宗教戦争
新しい社会へ
戦争の傷あと
四章 作品がとらえた風景
アーサー・ランサムの風景
ビアトリクス・ポターの風景
五章 伝承童謡に映されたイギリス
歴史的事件
祭りと儀式
建造物と地名
伝承童謡と王室
引用文出典一覧 |
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