玉川大学出版部の本


人間学の名著を読む

三井 善止(玉川大学文学部教授)著

A5判並製・200頁
定価 :2,100円(税込)
発行年月 :2003年4月
ISBN :ISBN4-472-40290-4 C0010
ジャンル :哲学・思想

若者の読書離れが問題になって久しいが、しかし人間の一生において、読書のもつ意味は限りなく大きい。人生とは何であるか、どう生きるべきか、様々な仕方で本は私たちに教えてくれるであろう。本書は、十人の哲学者および教育思想家の名著のなかから、「人間」に関する内容を的確・十全に語っていると思われる部分を取り出したものである。名著といわれる書物には、おのずから人を引きつけ感化する強い力が備わっている。生きる意味と、読書の面白さを本書は教えてくれるはずである。

主な目次

まえがき
1 カント『教育学』 三井善止
2 ペスタロッチ『隠者の夕暮れ』 土井健司
3 フレーベル『人間の教育』 長谷川洋二
4 フォイエルバッハ『キリスト教の本質』 岡本裕一朗
5 ニーチェ『ツァラトゥストラはこう語った』 中山剛史
6 シェーラー『宇宙における人間の地位』 佐久間裕之
7 ヤスパース『哲学的思考の小さな学校』 中山剛史
8 ハイデガー『存在と時間』 三井善止
9 デューイ『哲学の改造』 大倉健太郎
10 西田幾多郎『善の研究』『続思索と体験』 三井善止

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