玉川大学出版部の本


<玉川大学教職専門シリーズ>
視聴覚メディアと教育

山口榮一(玉川大学教授)著

A5判並製・208頁
定価 :1,995円(税込)
発行年月 :2004年2月
ISBN :ISBN978-4-472-40303-3 C3037
ジャンル :教育学・教育思想

「玉川大学教職専門シリーズ」一覧のページ

コンピュータ・ネットワークの実現と情報機器のデジタル化は、従来言い慣わされてきた教育機器のイメージを一変させた。映画、スライド、テレビ、VTRなどの視聴覚機器からインターネットへとアナログからデジタル化するメディアの変遷と教育利用の仕方について解説。教育に視聴覚メディアの利用を考える人への手引き。

主な目次

はじめに
1章 メディアとメッセージ
  1 メディアとメッセージ
  2 言語的メッセージと画像的メッセージ
  3 「メディアの教育利用」のイメージを問い直す
  4 メディアからメッセージの構成(コンテンツ)へ
  5 教育のシステム化という発想
  6 マクルーハン「メディアはメッセージである」
2章 代理経験とメディア
  1 ことばと代理経験
  2 カテゴリーとカテゴリー化
  3 カテゴリーについての2つの理論
  4 情報処理と間接経験
  5 心のモデルと映像
  6 行為とことばと代理経験
  7 態度とことば
  8 ことばとメディア
3章 教育モデルとメディア-メディアを問い直す視点
  1 学習と教育
  2 「教育」における2つの問い
  3 教育についての3つのモデル
  4 第1、第2のモデルのつまずき
  5 メディアも教師である
4章 アナログからデジタルへ I-静止画の利用
  1 写真とスライド
  2 わが国における幻灯とスライドの歩み
  3 スライド
  4 OHPとプレゼンテーション教材の作成
  5 プレゼンテーションでの留意点
  6 実物投影機・OHC
5章 アナログからデジタルへ II-動画の利用
  1 わが国における映画の教育利用の歩み
  2 映画と映写機
  3 映画・動画の教育的機能
  4 ビデオの教育利用
  5 映像教材の製作と利用
  6 録音教材の利用
6章 コンピュータと視聴覚メディア
  1 コンピュータはメディアを統合する
  2 情報のデジタル化
  3 コンピュータの仕組み
  4 ソフトウェア
  5 コンピュータの発展と教育工学研究小史
7章 CAIとLOGO
  1 機械が「教える」と言えるには
  2 機械のできることは機械で
  3 スキナーと直線型プログラム学習
  4 分岐型ティーチングマシン
  5 分岐型のCAIを作ろう
  6 知的CAI
  7 ドリル、ゲーム、シミュレーション
  8 子どもがコンピュータをプログラミングする
  9 探求を支援するハイパーテキスト
8章 インターネットと新しい学習
  1 デジタル・アーカイブ
  2 情報・通信技術とバーチャルユニバーシティ
  3 インターネットと壁をこえた教室
  4 道具としてのインターネット
  5 インターネットにおける情報倫理と危険性
参考文献
巻末資料
  HTMLによるCAI教材の作成
  LOGOプログラミングを楽しむ
  ネットワークシステム利用上の情報倫理規程モデル
索引

このページのトップに戻る

玉川大学出版部ホームページ

copyright