2018年度も国際会計コース3年生BATIC(国際会計検定)®700点達成
松山真由美さんと飯島崚君アカウンティングマネージャーレベル認定へ

国際経営学科では2015年度に国際会計コースを設置し、従来の個々の教員によるゼミナール方式に替えて一貫したコースプログラムによる国際会計教育を開始しました。それはBATIC(国際会計検定)® 700点をコースの最高修得目標において各学年を年次目標(2年次320点、3年次600点)で連携させて教員がリレー方式で教育していく国際会計人養成プログラムです。このプログラムの適用により2015年度までは学科で0名だった500点以上の取得者が2018年度においては国際会計コース3,4年次合計の約8割に相当する30名(うち1名は2年生)にまで増加しています。また3年次のBATIC® Subject2(国際会計理論)対策科目で履修者14人のうち8人が600点を超えさらにそのうち2人が早くも最高目標700点を達成しました。ここで第36回(2018年12月16日)の試験で700点台に到達し見事アカウンティングマネージャーレベルの称号を認定された3年生の松山真由美さん(746点)と飯島崚君(723点)に国際会計コースで学ぶ志と勉強方法について聞いてみましょう.

まず、国際会計コースを選択した理由を教えてください。
松山さん:コース選択の時に、どのコースにするか迷っていた私に銀行員であった母が「会計に関することを身につける事は将来的に自分のためになる」とアドバイスをくれたので、会計を学ぶことのできる国際会計コースにしました。


松山 真由美さん

飯島君:高校生の私は、社会に出た時に使える能力が欲しいと漠然と考えていました。
国際会計コースでは、社会人に必須と言われる会計の知識と資格取得という明確な目標が示されるコースであり、私にぴったりだと感じ国際会計コースを選択しました。


飯島 崚君

700点早期達成の秘訣と具体的な勉強方法について教えてください.
松山さん:過去問を何度も解くことに限ると思います。私はだいたい1週間前に本格的な試験対策を始め、1日10時間から12時間ほどBATIC®時間を割き、BATIC®過去問題集を7、8周はしました。また、私の場合は何も勉強していない状態の時に最新の過去問を一度やりました。もちろんできない問題の方が多いですが、これまでに学修した簿記の知識でも多少なり出来る問題があります。そこで意外とできるかもと自信をつけることは大事です。そのあとに見直しをし、出来ない問題や考えても解けない問題は自分のみの知識では出来ないので、学修支援の谷津先生に質問する形をとっていました。過去問を解き、先生に聞くことを繰り返すうちにどんどん身についていきました。
飯島君:国際会計理論の講義をよく聞くことが大切です。講義では、自分で過去問を解くだけでは、絶対に分からない理論的な内容を説明してもらえます。自分の場合は、講義前に予習である程度内容を理解して講義を受け、分からないところを講義の後で質問する形で勉強しました。過去問で解き方を覚え、講義で問題自体の内容を理解すると、本番で出題の形式が多少変わっても対応できると思います。私の場合は、1日に1~4問ほど過去問を解き、最終的に4周ほどしました。難しい問題になると1問を理解するのに何時間もかかるので早めから対策を始めた方が良いと思います。
最後に後輩の皆さんへのアドバイスをお願いします.
松山さん:私は会計を面白いと感じることはないと思っていましたが、BATIC®の面白さに触れ、勉強すること自体が楽しくやりがいのあるものだと実感することができました。これからBATIC®だけではなく色々な分野に挑戦することがあると思いますが、勉強や苦手なものなどを自分はできないと思って毛嫌いせずに一度きちんと取り組んでみると好きなことに変わることもあると思います。なんでも一度でも本気で挑戦する勇気がどこかで実ると信じていますので、自分自身のために頑張ってください。
飯島君:BATIC®はとても難しく勉強するのは大変ですが、しっかりと身につけることで会計の知識が深まり、自分が社会に出たときの選択肢を増やしてくれます。理解できない問題が出てきても諦めず、継続することが大切だと思います。教授や、サポート・デスクなど勉強を支援してくれる所は多くあるので、最大限に活用してください。しっかりと時間をかけて勉強すれば必ず、結果が出ると思うので頑張って下さい。

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