産学連携によるマーケティング・ゼミナール2019 『サミット株式会社』
マーケティング戦略コース3年ゼミナールの「産学連携プログラム」。本プログラムは、企業や団体にご協力頂き、学生が３～４週間の時間をかけて企業や団体が提示した課題に対する提案を行うというものです。
2019年度第一弾は、住友商事の子会社で東京近郊を中心に食品スーパーマーケットを展開するサミット株式会社のご協力を得て取り組みました。まず、玉川大学のOBでもあるサミット株式会社人事部の茂木氏から、食品スーパーマーケットを取り巻く環境変化やサミットとしての取組について紹介がありました。スーパーマーケットは、リアルな顧客との接点がある店舗中心のイメージがありますが、DX（ デジタルトランスフォーメーション）についてのお話や、サミットで実際に行いＳＮＳでも話題となったユニークなプロモーションなど、デジタル分野についても強調されていたのが印象的でした。
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茂木氏からは「これからスーパーマーケットではどのようなサービス・商品を提供すべきか？」という課題が提示されました。学生はグループに分かれてグループ毎に店舗見学や文献調査を行い、アイデアの検討と提案の具体化を進めました。学生のグループのうち、4グループが選抜され、実際にサミット様に提案のプレゼンテーションを行いました。学生からは、UBERなどの新しい配送手段を活用してネットスーパーの再開することに言及するものや、料理動画との連携、インスタグラムやハッシュタグを用いたプロモーションなど、更なるＳＮＳの活用に関するアイデアなどが提示されました。
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茂木氏からは、各グループの報告に対して質問や講評を頂きました。学生は企業の方に提案する初めての機会であり、質問に対して答えに詰まるケースなどもありましたが、緊張感をもって取り組むことができたと思います。
貴重な機会を提供いただきましたサミット株式会社様のご協力に心より御礼申し上げます。
