経営学部3年生のキャリア研修を実施しました。

2019年9月17日、経営学部では3年生に対するキャリア研修を実施しました。玉川大学からの採用実績がある企業5社の採用担当者12名の皆様とキャリアセンターの協力を得て全員に対する業界・企業説明、集団模擬面接、グループディスカッションを行いました。

今回来ていただいたのは、IT、製造業、物流、金融、不動産という5業種から各1社の企業の皆様です。学生は17名程度の10グループに分かれ、1社の業界・企業説明会、1社の模擬面接・グループディスカッションに参加しました。参加した学生にとって大変貴重な経験であったことが、下記の「研修を受けた学生の感想」にも表れています。今回の経験をもとに就職活動に臨めば必ずや良い結果に結びつくでしょう。

研修を受けた学生の感想

国際会計コース（女子学生）

実際に、人事担当の方に面接をしていただいて、緊張しました。事前の準備はもちろん、その場での対応力や分かりやすく自分の考えを伝えるにはかなりの努力が必要だと感じました。

国際会計コース（男子学生）

私はグループディスカッションを行いました。学歴がすべてではなく、人柄や、一緒に働きたいと思える人物であるかどうかによって採用されることがわかりました。身だしなみ、声の大きさなどが大切であることがわかりました。

グローバル・ビジネス・コース（男子学生）

この研修でよかったことは、知らなかった業種のことを聞けたことと、面接官がどのようなところを見ているのかを知ることができたことです。グループ面接では、自分の意見を言うだけでなく、人の意見を聞き、考え、発言することが大切だと思いました。これから就職活動が始まりますが、自分の信念を持ち、人の話を素直に聞き、がんばりたいです。

グローバル・ビジネス・コース（男子学生）

私はこの研修で面接の重要なポイントを学びました。1つ目に「時間配分」です。私は6人1グループの面接を行いましたが、1人がアピールを多くすると他の人が話せなくなります。面接で緊張してしまい、まとまりのない話をしてしまっても時間を多く取られるので注意したいです。2つ目に「面接官の質問の意図をしっかり汲み取ること」です。私は質問から少し離れた応答をしてしまったので、落ち着いて答えられるように練習します。3つ目に「具体性がある話をすること」です。聞いている人がイメージしやすい話し方が必要になります。

マーケティング戦略コース（男子学生）

私は集団面接に挑戦しましたが、惨敗でした。事前に何を聞かれるかを予想して頭の中に入れて挑みましたが、面接官を前にすると頭の中が真っ白になってしまい、質問に対してしゃがれた声でうまく話すことができませんでした。他のメンバーがしっかりと質統合ができており、自分の考えを伝えられているところを見て、自分の未熟さと準備不足を感じさせられる時間となりました。上手く応えられず、納得のいく面接はできなかったけれど、今回の経験を活かして、就職活動に向けて取り組んでいこうと思います。

マーケティング戦略コース（女子学生）

ブライダル業界に興味がありインターンもこの業界に絞って参加していました。今回の研修で視野に入れていない業界について知ることができました。模擬面接ではコミュニケーション力が大切になることを教えていただきました。周りの人の意見を聞く力、応える力、考える力がこれから必要になると思います。また、今のタイミングでこの企業に入りたいということよりも、5年後・10年後にどのようになっていたいか、どのようになるべきかを自己分析・企業分析とともに考え、就職活動をするべきだと思いました。これからいろいろな企業を研究していきます。しっかりと準備し、将来どのように仕事をしていくかを考えていこうと思いました。