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観光学部生たちが2023年度秋学期に町田市・小田原市・鎌倉市の
観光動向調査を実施し、その成果報告を行いました。

観光学部で「地域創生・観光まちづくり」をテーマに研究している谷脇茂樹ゼミでは、2023年秋学期に町田市、小田原市、鎌倉市の3地域の自治体の協力のもと、各自治体の観光動向調査を実施しました。

2月には調査結果を取りまとめ、3自治体に成果報告を行いました。

町田市は、市内に残る旧宿場町・小野路宿エリアの観光振興策について研究しました。交通アクセスに課題がある一方、交通渋滞や放置竹林などの社会問題を抱える同エリアの活性化に向け、交通システムの改善策や地域・大学・民間企業などの連携による「竹」を使ったイベントの提案を行いました。

また、小田原市は、中心市街地エリアの観光振興策について研究しました。300人以上の観光客にアンケート調査を実施し、訪問場所が小田原城に偏っていること、日帰り客中心で滞在時間が短いという実情を把握しました。そこで、滞在時間の延長を図るため、まち全体を宿に見立て、歴史・文化のある生業に弟子入りする「まち宿」観光を提案しました。

さらに、鎌倉市では、オーバーツーリズムをテーマに研究しました。調査結果から、オーバーツーリズムの原因が、季節・時間・場所の偏在によるものだということを突き止め、夜間を使ったイベントや、観光客の分散化を図る観光振興プランを提案しました。

提案を受けた自治体からは、「自分たちでは考え付かない提案」「課題に思っていたこと、それに対しての具体的な対応策、アプローチ」といった講評をいただきました。

同ゼミでは、地域に入り込み、関係者への聞き取り調査や観光客を対象にアンケート調査をするなど、フィールドワークを重視した調査手法を用いて研究活動を実施しています。観光関連の学会にも参加し、表彰されるなど、観光による地域活性化の方策について研究しています。

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

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