玉 川大学教育学部「児童英語リテラシーII」
玉川学園学年との英語交流会



玉川大学教育学部の児童英語リテラシーなどの授業では、 英語交流会のチャンスを玉川学園ファーストからいただいて、学期末の成果を「交流会」で発表しています。 学生達は、まず、ファ−スト(小学部)の子ども達の英語授業の参観からはじめます。子ども達の学ぶ様子、先生の指示の出し方、授業の展開、褒め方、注意の 仕方、教材の使い 方などを観察しながら、3年生の子ども達の実態やニーズを理解します。そのように子ども達をよく観察・分析 した上で、その子ども達を対象とした英語活動の活動案(授業案)の 作成に入ります。2011年度より、自由研究で"The Farmar and the Beet (大きなカブ)" の英語劇に取り組んでいる子もいるということなので、英語劇の要素を入れた活動で準備を進めていきました。子ども達がワクワクするような活 動を考えながら、 子ども達がすでに獲得している知識や表現を使える場面をつくったり、新しい表現を無理なく学べるように、 シンプルな英語表現に落としこむなど、様々な試行錯誤を重ねてたプロセスをここに報告します

交流会までの準備:
まず、子供達の特徴やすでに学習している内容を分析した上で、活動の目的や具体的な達成目標の設定から始めました。 そして、子ども達が「できた!」「もっとやりたい!」と実感できるように、 児童の視点から何度も「子ども達だったら、何がしたいか?」「この活動で、本当に活動目的や活動目標を達成できるか?」 「時間配分は適切か?」といった質問を投げかけては精選していきました。
ファーストの小川先生やジュトー先生からの丁寧なご指導をいただきながら、時にskypeでご指導いただくなど、貴重なお時間を割いていただきながら、活 動案を作成していきました。 学生達も、熱心に取り組み、授業時間外に何度も 集 まって活動案の改善や当日のシュミレーション、練習、小道具の作成にエネルギーを注ぎました。

交流会から学んだこと:
子供達は、想定していた以上に反応が良く、全身でエネルギッシュに参加していました。 子供達との活動では、卓上の計画では見えないことが、 多々起きることを改めて学び、読み切れない時間配分の課題も見えてきました。学期末の成果発表ではありましたが、 学生達は「ここからがスタート」と実感すること ができました。今年の4月から公立小学校の教員になる学生達にとっても、 教育現場ですぐに実践していけるスキルやテクニックを実践的に学べたと思います。

2013年度の交流会: 当日のサンプル・ビデオ
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2012年度の交流会:
当日の活動案 Egg Hunt,  Shopping 
当日の様子
  : キャンパス・トゥデイ(2012年1月掲載)


2011年
の交流会:
当日の活動案
2011年1月17日<の交流会の記 事(キャンパス・トゥデイ)
町田市タウンニュースの記事(1月17日の 交流会)
2011 年1月24日の交流会の記事(キャンパス・トゥデイ)
サンプル・ビデオ(3分22秒)


2010年度の交流会:

当日の活動案
キャンパス・トゥデイ(2010年1月掲載)


参観したファーストの英語授業の様子

聞こえた時間を当てるゲーム

交流会当 日の様子:


交流会のリフレクション

ファーストの先生方、ありがとうございました。