小学部英語授業見学2


小川先生の授業


Nativeの先生の授業

玉川学園小学部の英語授業をまた見学させていただきました。詳しい、小学部の英語授業などについての内容は前回の報告を参考にしてください。ここでは、今回見学した授業の様子についてだけ報告します。

今回の英語授業は、日本人の先生の授業でも全て英語で行われています。子供達は、英語の授業に関しては日本語でお友達を助けてあげたりしてもいいことになっているので、お互いに協力することも学んでいきます。

まず、はじめの15分間は様々な質問をランダムに子供達に出し、子供達は積極的に手をあげ、どんどん答えていきます。先生のきれいな発音に、学生達は「え〜、外国人の先生みたい!」と呟いていました。生徒達がリズムよくトントンと英語で答えていった後、先生は色々な質問に答えた人の名前を答えるように言いました。これは難しいな!と思いましたが、子供達はよく覚えているもので、あっという間にこなしていくのです。授業のテンポがよく、リズムに乗るように次ぎの活動に移っていくので、子供達は楽しそうに自然に次ぎの行動に移っていきました。BINGOの歌を歌った後に、色々な替え歌を楽しみ盛り上りました。盛り上がったところで気分を変え、姉妹校のハーカースクールの子供達からのメイルをチェックすることになりました。子供達の気分を十分に盛り上げたところで、静かに読む活動に入るので子供達は落ち着いて静かな学習に入れるようです。慣れた手つきで、それぞれのペースでメイルをチェックしていました。

メイルのチェックの間は、別の教室でNativeの先生が教えてらっしゃる授業を見学させていただきました。模造紙に大きな木の幹が描いてあり、そこに1人1人の好きなことを英語で書いた紙を貼って葉にするアクティビティでした。1人1人が書いてきたことをチェックしながら、大きな木を作っていかれていました。

学生達からの「本棚に中学生くらいの本などがありますが、授業で使うのですか?」という質問には、「授業では使いませんが、自由研究などで子供が使ってみたいと言った時には使います。」と答えられました。また、「色々な単語を知っていますが、どうやって単語を覚えさせているのですか?」という質問には、「中学校のように単語帳で覚えさせたりなどは一切していません。子供達は興味のあることはすぐに覚えてしまうので、子供達が興味のある内容を扱うようにしています。面白ければ、子供達はすぐに覚えてしまうんですよ。」と答えられました。学生達は、英語もパソコンも楽しくやってしまう子供達に感心しながら、「しっかり勉強しておかないと先生になれない」ということを切実に感じたそうです。

いつも快く見学を歓迎してくださる小学部に感謝致します。