■□■組織・人・情報とイノベーション研究部会の研究会ご案内 ■□■
組織・人・情報とイノベーション(IandOHI)研究部会の
12月度の定例研究会を下記要領で開催いたします。
とうとう師走となり、皆様なにかとお忙しいことと思いますが
奮っての参加をお願いいたします。
■1.定例研究会
・開催日時:12月11日(土) 15:00~17:30(終了予定)
・場所:専修大学神田校舎2号館2階208室
http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/campus_info/kanda_campus/index.html
東西線・半蔵門線・都営新宿線:九段下出口5より3分
半蔵門線・都営新宿線・都営三田線:神保町出口A2より3分
山手線水道橋駅西口より徒歩7分
・報告者:瀬領 浩一氏(金沢大学 イノベーション創成センター 客員教授)
報告者HP(プロフィールとコラムなど)
http://www.innov.kanazawa-u.ac.jp/article.php/20101018174037728
・テーマ:「産学連携とイノベーション」
・概 要
企業がイノベーションを進めたいと思った時、企業は大学に何を期待できるかを大学でのコーディネータとしての経験とその後の産学連携コーディネータの研修活動での経験に基づいてご報告します。
イノベーションとは何か、どうやればいいのかについては、UKでMBAでの標準的教科書といわれているJoe Tidd著の「Managing Innovation」第4版ベースに考えています。 この版では イノベーションを進めるにはSearch, Select, Implement, Captureの4つのステップで進めることを解説しています。 Joe Tiddの「Managing Innovation」については、本年5月にこの会で高橋先生から報告されていますので、そちらを参照してください。
産学連携成功の秘訣は次の4つとの仮説で報告させて頂こうと思っています。 皆さんとの討議を通して、更に役に立つ産学官連携のポイントを共有出来れば幸いです。
1 産学連携の主体者(リーダ)は企業(大学発ベンチャを含む)である。
2 企業には連携相手が自分の要求や考え方を理解し、柔軟に対応してもらえる研究者かどうかを見抜く力が必要である。
3 経済効果の高い、将来性の高いテーマに導き、4ステップを柔軟にかつ一貫して進めることが出来る人が必要である。 (プロデューサ)
4 イノベーション人材の育成に注力している大学でその技法が研究者に浸透している大学が連携相手として望ましい。 (技法:知識と知恵)
・参加のメリット
今回の報告者は、企業における実務経験を元に、
現在金沢大学イノベーション創成センターにおいて、
実際に産学連携を進めている方であります。
産学連携のモデル事案などを例示されることで、
産学連携が従来より幅広い要素を持つことを理解し、
イノベーションに至った過程を知ることが出来ます。
また今回の講演を聴講されることにより、
市場におけるイノベーションと産学連携の果たす役割を、
以下のようなトライアングルスパイラルで理解できると思います。
①市場や社会⇔大学⇔企業⇔(市場や社会)
②ニーズ→産学連携→イノベーション→(更なるニーズやコーズ→・・)
イノベーション分野の研究者・実務家の両者に
数多くのヒントが得られるものと想定されますので、
この機会を逃さず是非ご参加下さいますようご案内します。
・コーディネータ:巽 榮作
参加要領:参加申し込みは必要ありません。参加費は無料です。
・配布資料:当MLのブリーフケース(下記)からダウンロードしお持ちください。
(近日中にアップロード予定です)
http://groups.yahoo.co.jp/group/IandOHI/files/houkoku-documents/
ダウンロードにはYahoo!のID取得が必要です。ご留意ください。
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