最先端のセキュリティ技術に触れる
~ T-Cats、日立製作所横浜研究所を見学 ~
/坂﨑尚生教授
2026年9月24日、玉川大学ソフトウェアサイエンス学科の学生21名が、株式会社日立製作所横浜研究所を訪問し、最先端のセキュリティ技術に触れる貴重な機会を得た。
今回参加したのは、セキュリティ分野に関心を持ち、日頃から活動している「T-Cats(Tamagawa Cyber Attack Team aimed at Studying)」のメンバーたち。普段の授業やサークル活動ではなかなか触れることのできない、企業の研究開発の現場に足を踏み入れた。
見学会では、まず日立製作所の研究所について紹介していただいた。その後、OT(Operational Technology)環境を対象としたファジング技術をはじめ、PBI(Public Biometric Infrastructure)、GRC(Governance, Risk, and Compliance)対応強化技術、自動車セキュリティ、秘匿演算技術など、社会のさまざまな分野で活用が期待される最新のセキュリティ技術について説明を受け、実際の研究開発に触れる機会となった。
学生たちは、それぞれの技術がどのような課題を解決し、実社会でどのように活用されようとしているのかに耳を傾けた。普段学んでいる暗号技術やサイバーセキュリティの知識が、社会を支える技術としてどのようにつながっているのかを実感する場面も多く、研究開発の現場ならではの学びが得られた。
最先端の技術を目の前にし、教室で学ぶ「知識」が、実際の社会で求められる「技術」へとつながっていく。その過程を直接見ることは、これからセキュリティ分野を学び、研究していく学生たちにとって、大きな刺激となったに違いない。
今回の見学会が実現した背景には、株式会社日立製作所の皆様による、未来を担う人材の育成への思いがある。次世代を担う学生たちに学びの場を提供し、最先端の研究や技術に触れる機会をつくっていただいたことは、学生にとってかけがえのない経験となった。
今回の訪問を通じて得た気づきや刺激を、それぞれの学びや研究、そして今後のT-Catsの活動へとつなげていく。最先端のセキュリティ技術に触れた一日が、学生たちが将来、情報技術を通じて社会に貢献する人材へと成長していくための、新たな一歩となった。
お忙しい中、貴重な見学の機会を設けてくださった株式会社日立製作所の皆様に、心より感謝申し上げます。