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2023年度 弟子屈町における研究発表会

北海道弟子屈において、毎年数名の玉川大学農学部および農学研究科の学生が研究活動を行っています。昨年に引き続き、2023年2月7日に弟子屈町の町役場において研究発表会が開催され、4年生・修士2年生合わせて8名の学生が研究内容を口頭発表しました。

2023年度は、アイヌ民族と在来植物に関する研究の他、農場周辺に広く生息するエゾアカガエルの形態変化、屈斜路湖に生息するヒメマスの産卵床の形成時期と湧水との関係、マリゴケの生息環境の保全などについて発表が行われました。学生たちは、町民の方々への発表が初めてという事もあり、緊張した面持ちでしたが、各々が一年を通して得た成果を堂々と話す事ができました。また、発表会後には、町民の皆様からも盛んに質問や激励を頂き、貴重な経験となったようです。

発表学生とテーマ

農学部生産農学科

  • 鳥井 秀一「釧路川におけるウチダザリガニの行動と防除法の検討」
  • 関根 琉仁「屈斜路湖におけるヒメマスの産卵個体群」
  • 吉田 有輝「屈斜路湖畔の地下水流入地点の推定 ―ヒメマス産卵集合との関連―」

農学部環境農学科

  • 岡田 芽衣「アイヌ民族が食糧としていた植物は今でも使えるのか」
  • 原 伶衣奈「北海道弟子屈町で発生したエゾシカのロードキル発生条件」
  • 森 さやか「釧路川源流部におけるエゾアカガエルの防御形態型と生息環境」
  • 本田 真奈「倒流木の形態による有機物滞留の違いが河川生態系に及ぼす影響」

農学研究科修士課程

  • 諏訪 沙耶香(2年)「屈斜路湖におけるマリゴケの現状および湖底環境の保全」
参加学生
参加学生と先生方
M2 諏訪さん
環境 本田さん
生産 関根さん
生産 吉田さん