研究室ガイド

教育学部の学びの特色

社会で求められる以上の力を養う、それが教育学部の強み

教員として専門的な能力を備えておくのは当然のこと。
それだけにとどまらず、これからの時代には、たえまなく変化する社会の中でいち早く課題を見ぬき、
それに対応した新しい実践を生み出すことのできる、チャレンジングで創造的な力が大切です。
それは21世紀の社会に不可欠なスキルともいえます。
教育学部では、そうした未来を切り拓く力を養い、それぞれが求められる場で力を発揮できるよう、学びを展開しています。

教育学部が育む
3つの力

専門力・社会力・人間力

教育学部では、全人教育に基づく確かな「人間力」と、人と人とをつなぐ「社会力」、教育の理論と実践を融合した高度な「専門力」、この3つの力を身につけた人材を育成しています。今日の社会では、さらに、こうした力は教育現場だけではなく、一般企業でも広く求められています。たとえば、「子どもにわかりやすく伝える力」は、プレゼン力や営業力、将来、後輩へ指導する力にもつながります。人間力・社会力に教育的専門力の3つの力を総合した「人を育てる」力は、創造的な実践力となり、教育というフィールドを越えて、将来の可能性をぐっと広げてくれるはずです。

  • 学部からSTEP UP
    可能性が広がる教育学部の学び!
  • 大学院

教育学部で学んだ学生が、さらに専門性の高い研究ができるよう、大学院教育学研究科教育学専攻を開設しています。

教育学研究科教育学専攻(修士課程)

「教育学研究」「初等教育研究」「乳幼児教育研究」「IB研究」「教師教育学研究」

教育学の専門性を深めた教育者、研究者を養成

学部で学んだ教育学の分野をさらに深め、幼児教育・初等教育について高度な専門的研究を行います。幼稚園・小学校教諭の専修免許状やIB教員資格が取得でき、変化の激しい教育現場において諸問題に対応できる教育者を育成するほか、教育学分野の研究者を目指すことも可能です。

大学院生VOICE

福丸 直宏さん
大学院 教育学研究科
教育学専攻 修士課程1年
(取材時)
福丸 直宏さん

研究環境が充実。
現職の先生方との議論も勉強になります。

実家で経営する幼稚園の園長を将来引き継ぐことになるため、幼児教育について深く研究しておこうと大学院に進学。幼児期の自己肯定感の育成やインクルーシブ保育について研究しています。玉川の大学院には現職の先生や園長先生なども学びに来ていらっしゃるので、先生方を交え、そうした方たちとディスカッションできるのは、知見を広げるよい刺激となっています。また国際バカロレア教員資格を目指している院生も少なくありません。国際バカロレアの理念はインクルーシブ教育や玉川の全人教育と重なるところもあるので、その話を身近に聞けるのも有意義です。自分にとって大きなプラスになると思っています。

多種多様な資格・免許が取得できる!

教育学部で取得可能な資格・免許
(2021年度取得可能)

教育学部で取得可能な資格・免許

履修状況により、取得可能な資格が異なります。

※1 初等教育専攻が対象で ダブル免許プログラム受講により取得可能(履修にあたっては条件があります)

※2 中学校教諭社会2種、中学校教諭保健体育2種は初等教育専攻で取得できる免許です。

※3 小学校教諭2種は、社会科教育専攻・保健体育専攻で取得できる免許です。

※4 他学科等の科目を履修する必要あり(履修にあたっては条件があります)

  • ココも注目!
  • ゼミナール

教育学部では、約40のゼミナールが多彩なテーマで開講されています。
少人数制で、学科や専攻の垣根を超えた取り組みが特徴です。
学生は3年次から2年間、自分の関心に合ったゼミに所属し、専門性を培います。

  • 教育哲学ゼミ
    佐久間 裕之 教授
    〈いじめ〉、〈愛〉、〈善悪〉など、さまざまなテーマを、ゼミ生それぞれが深く考え、先生やゼミ生とディスカッションしながら、「人間とは何か」「子どもとは何か」、また「教育とは何か」などについて、自分の考えをつくり上げていきます。子どもは小さな哲学者。その子どもに向き合う、哲学する教師を育てます。
  • 教育心理学ゼミ
    高平 小百合 教授
    認知科学・認知心理学・教育心理学が研究領域。脳と心と教育に関する文献講読を通して、人間の心(ストレスや感情)や、学び(人間の思考過程やかしこさのしくみなど)にかかわるさまざまな事柄について、科学的に理解します。毎年、ゼミ生全員の卒業論文を冊子にまとめた論文集を発行しています。
  • 異文化間教育学ゼミ
    大谷 千恵 教授
    異文化理解や多文化共生をテーマに、多角的な視点から物事を考察する力をつけ、多文化共生に向けて貢献していけるグローバル人材の育成を目的としています。多文化共生を目的とした施設やグローバル企業への研究訪問、またグローバルに活躍されている方をゲスト・スピーカーにお迎えするなど、教室を越えた学びも大切にしています。
  • 乳幼児教育実践ゼミ
    大豆生田 啓友 教授
    このゼミの特徴でもある、森のようちえん体験のワーク、赤ちゃんプログラム等の体験を通して、赤ちゃんや幼児、親の気持ち、子どもの体験世界を理解することを目指します。机上だけで学ぶのではなく、あちこちのユニークな保育や子育ての現場を心と身体で知ることで、広い視野から、乳幼児期に大切な支援のあり方について学んでいきます。

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1
Tel:042-739-8111(代表)

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