研究室ガイド

日本語学習しているベトナムの中学生とのオンライン交流

2024.03.07

教育学部の朝日ゼミと大谷ゼミは、ベトナムのハノイにあるチューヴァンアン中学校の生徒達と2023年5月11日にオンライン交流をしました。チューヴァンアン中学校は、ハノイ市でトップクラスの公立中学校で、ベトナムで最初に日本語授業を取り入れて20年になる先進的な学校です。今回は、国際交流基金の日本語パートナーズとして派遣され、現地で日本語指導をされている野口 亮司 氏からのお声がけで交流が実現しました。2023年はベトナムと日本の外交樹立50周年にも当たる記念すべき年です。ちょうど、日本語パートナーズの選考を通り、1年間休学してタイに派遣される大谷ゼミの学生も参加することができ、派遣前に日本語パートナーズが派遣されている学校の生徒と交流する機会となりました。

朝日ゼミは、音楽の喜びを探求し、豊かな人間性を育む音楽教育をテーマに学んでいくゼミなので、合唱曲「青」を日本語で一緒に歌えるように色々と準備をしました。大谷ゼミは、教室/学校/社会における多文化共生をテーマに学んでいくゼミなので、どうしたら日本について、日本語についてさらに興味を持ってもらえるか、学生なりに工夫した自己紹介パワポなどを用意しました。チューヴァンアン中学校の生徒達も、自分たちの学校紹介やベトナムの食文化紹介など、日本語でパワポを用意し、一生懸命、日本語で話しました。シャイな生徒も、精一杯、日本語で話しました。フィナーレは、練習した合唱曲「青」をみんなで合唱しました。

今回の交流で、ますます日本や日本語に興味を持ってもらえたら嬉しいです。玉川の学生達もベトナムで日本語を学んでいる中学生と交流することで、外国語を学ぶことの意義を再確認しました。また、音楽は言葉を越えて人をつなげることを実感することができました。


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