玉川大学教育博物館 館蔵資料の紹介(デジタルアーカイブ)

教育博物館では、近世・近代の日本教育史関係資料を主体とし、広く芸術資料、民俗資料、考古資料、シュヴァイツァー関係資料、玉川学園史及び創立者小原國芳関係資料などを収蔵しております。3万点以上におよぶ資料の中から、月刊誌「全人」にてご紹介した記事を掲載しています。
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館蔵資料の紹介 2004年

玉川大学教育博物館 > 館蔵資料の紹介 > 2004年 > マンディリオン(聖顔布)

自印聖像

マンディリオン(聖顔布)

ロシア・イコン
板にテンペラ
32.0×27.0 cm
1600年頃


エディッサのアブガル王は、主のもとに一人の画家を遣わし、肖像を描かせようとしたが、画家は主の顔から発する輝きのため、描くことができなかった。その時キリストは自ら、麻布(マンディリオン)に顔を押しつけ、アブガル王に送ったところ、布にはキリストの顔が映し出されて残り、後にも多くの奇蹟を現したという。そのため、この類型に属するイコンは顔が正面を向く形で表される。また、マンディリオンにまつわる伝説は、イコンがキリストや聖母などの原像が映し出されたもので、人によって描かれたものではないとの解釈にも結びついている。画面では、左右二人の天使がキリストの顔が映し出された布を掲げもち、背景の布地の色が顔の茶系統の色彩を際立たせている。

「全人」2004年2月号(No.667)より

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玉川大学教育博物館で所蔵しているイコンのコレクション

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