
談話会開催記録
第23回談話会
2007年 2月20日:第23回目の談話会が開催されました
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『神経細胞樹状突起における情報処理の場所依存性』
相原 威
「海馬神経細胞の情報処理はその入力部位によって特性が異なっていて、それは抑制性細胞が影響しています。そして、この発見は 新しい学習則の基盤になるのです。」
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『狂犬病ウイルスで神経ネットワークを探る』
宮地重弘
「大脳皮質一次運動野に狂犬病ウイルスを注入し、行動制御に関わる多シナプス回路を解析したところ、前頭前野に体部位再現的構成が確認された。
」
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第22回談話会
2007年 1月25日:第22回目の談話会が開催されました
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『青斑核-ノルアドレナリンシステムとその認知機能への関与』
射場美智代
「青斑核は、刺激に基づいた目的的な運動出力に関与すると考えられます」
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『サル前頭前皮質における機能コラムとその解剖学的基盤』
平田快洋
「前頭前皮質におけるコラム構造が,ワーキングメモリのような認知機能の
基礎的な入出力処理をおこなう”module/unit (機能コラム)”である可能性があります
」
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第21回談話会
2006年12月11日:第21回目の談話会が開催されました
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『広視野運動認知の脳内神経機構』
樋田栄揮
「ニホンザルのMST野およびMT野における神経細胞のvisual flowに対する反応
特性とvisual flowに対するヒトの知覚特性を比較しながら検討した。」
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『不確実環境における意思決定の神経基盤』
吉田和子
「被験者の行動・観測履歴から、脳内の推定位置とそれに対する確信度を
逐次的ベイズ法により推定したところ、確信度の強さと前部前頭前野の活動度が
相関することを明らかになった。
」
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第20回談話会
2006年11月 6日:第20回目の談話会が開催されました
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『Temporal integratorモデルに基づく,MEG信号を用いた単純反応時間の予測』
天野 薫
「知覚速度の違いによって生じた空間的な位置ずれを,視覚系が脳内の振動周波数(アルファ波)に基づいて補正している可能性がある」
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『サル前頭前野の不活化が選択的注意課題遂行に与える影響』
小泉昌司
「前頭前野を不活化すると、色判断で無視しなければならない
動きの情報が干渉するようになります。これは、Stroop課題
で、色判断に読みが干渉する場合と同様、選択的注意の不全
が生じたためと思われます 」
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第19回談話会
2006年10月13日:第19回目の談話会が開催されました
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『セルフ・モニタリングの神経基盤:事象関連電位研究』
豊巻敦人
「事象関連電位のError Feedback Negativtiyは、セルフ・モニタリングの神経基盤
・情報処理の様々な側面を探求できる指標です」
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『学習実験におけるミツバチの利用とその応用』
加藤裕貴
「ミツバチのモデル生物としての利用は今後さらに加速すると思います 」
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第18回談話会
2006年 9月 8日:第18回目の談話会が開催されました
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『ヒト乳児における参照的視線の認知』
千住 淳
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『他者理解という認知過程の計算論的な理解の試み』
大森隆司
「意図理解という心の複雑な機能もまた脳という装置の行っている情報処理であり,計算として理解できるはずだと思います.
」
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第17回談話会
2006年 7月 25日:第17回目の談話会が開催されました
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『社会適応力を支える脳基盤の理解にむけて
〜クロオオアリを用いた発生発達神経科学的アプローチ〜』
原 健二
「クロオオアリのコロニーラベル認知の学習には、神経系の発達が必要です」
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『他者の存在が自己の行動決定をメタに調整する』
高橋英之
「自閉症においてみられる社会的な不適応は相手の行動が確実に読めないという状況にうまく対処できないためと考えられる
」
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第16回談話会
2006年 6月 15日:第16回目の談話会が開催されました
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『科学技術発展のためのすそ野の拡大』
山極 隆
「次代の日本の科学技術を担う,科学的素養をもった豊かな人材育成が必要になってきています.」
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第15回談話会
2006年 5月 25日:第15回目の談話会が開催されました
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『State space modelling of time series in the neurosciences』
Andreas Galka
「Data sets pose new challenges for quantitative analysis.」
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『Prefrontal neurons predict reward based on learned associations』
Xiaochuan Pan
「Prefrontal neurons involves in predicting reward by the integration of learned associations.」
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第14回談話会
2006年 4月 28日:第14回目の談話会が開催されました
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『ニューロン付随性グリアの神経活動に対する修飾効果』
山崎良彦
「グリアはニューロンの活動に積極的に関与しています」
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『カルシウム濃度の線形和を閾値としたBCM型シナプス可塑性モデル』
倉重宏樹
「私のモデルでは、STDPの時間的特性を従来のモデルより再現可能です」
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