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臨床心理学ゼミ:川内村の「じゅうねんドレッシング」の試食会と放射線の影響について学びました!

2023.08.07

7月20日に3年原田ゼミでは、川内村で作られている「じゅうねんドレッシング」の試食会と、学生の経験談をもとに学校や社会全体への放射線の影響について学びました。

今回は、福島県二本松市出身の学生による発案で行われました。 じゅうねんドレッシングについては、川内村についての調べ学習をした際に、福島県田村市出身の学生が川内村の特産物として紹介してくれました。復興に繋げるためにも、3年原田ゼミ生だけでなく、3年中村香先生のゼミ生と、中村先生にも試食会に参加していただきました。試食させていただいたじゅうねんドレッシングは、川内村産のえごまの香りがとても強く、一緒に食べたきゅうり、人参と相性も良かったです。このドレッシングだけでなく、シイタケなど川内村の特産物のおいしさを伝えることから、川内村で育てられた食物の安全性とともに復興に向けた活動を広め、川内村や被災地の復興支援に繋げていきたいと強く感じました。

放射線の影響についての学習では、福島県二本松市出身の学生の実際に被災地で経験したことや学生の保護者、親戚の方々のお話を詳しく説明してくれました。放射線の影響は恐ろしく、学校や社会、家庭など様々なところで子供から大人までが被害に遭っていることを学びました。特に、外出時間の制限やガラスバッジの活用についてのお話が印象的でした。また、教師として正しい判断や行動をすることの重要性を感じました。これからの子どもたちにどのような震災教育を行っていくべきかということも考えていきたいです。

そして、現在も放射線の影響で、福島県への風評被害があることも改めて分かりました。放射線について正しい知識を学び、それを発信していくことの重要性を強く感じました。


(臨床心理学ゼミ:3年 加藤咲輝・渋谷めい)

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