第10回
国際シンポジウムのオーガナイザーとして活躍

去る7月13から15日、国際シンポジウム「Tube & Pipe Osaka 2015」が大阪国際会議場で開催されました。私はこのオーガナイザーとして全てを仕切りました。

ものづくりが衰退していると叫ばれる今日ですが、技術・活動を発信し続けることは非常に重要です。管やパイプを製造する技術やセールスに関わるシンポジウムでしたが、今回のシンポジウムでは、日本の製品技術、生産技術は以前と変わらず競争力があるものの、創造的な成果が依然として低迷したままだ、という厳しい指摘もありました。 「創造的な成果」とは? SONYのウォークマンやアップルのi-padのような製品のことかもしれません。これらマーケティングや製品開発・デザインに加えて保守・サービスがより重要との指摘もありました。安心して使える製品ブランド力を築く、ということでしょう。本学科はものづくりを中心として、これら総合的に学ぶことができる学科として運用されています。

2015年7月31日 春日幸生教授