第18回
フロイデ♪(音楽祭)

玉川大学のキャンパスで、"第九"が聴かれるようになると「もう今年も終わるんだなぁ…」と思います。

玉川大学では毎年12月に「音楽祭」が開催されます。大学1年生の全員がヴェートーベンの"交響曲第9番第4楽章の「歓喜の歌」"を歌うのです。しかも、会場は「パシフィコ横浜」の国立大ホール!

一生に1度も、そのステージに立つことができないような立派な舞台です。

学生はほぼ1年をかけて、ドイツ語の歌詞を覚え、歌の練習をします。練習のし過ぎなのか?本番が近くなると、歌いながら帰る学生もいるほどです(笑)

学部を越え、世代を越えて、玉川大学の卒業生全員に共通の思い出があるなんて素敵ですよね。

2016年1月7日 山田義照准教授