第21回
品質工学研究室について

品質工学研究室では、企業のものづくりに対して、主に品質・環境に関連する研究・教育活動を行っています。 ゼミ生は、品質工学関連の調査・研究に止まらず、経済社会、企業経営全般に広げた幅広い知識を得るために、次の実施方法に基づいて展開し、その結果を、就職活動、卒業研究に結び付けています。

実施方法:1回につき2名発表

手順1

企業のものづくり(サービスの提供も含む)に対する次のキーワードに関連する最近のトピックスについて、指定した発表日の1週間前までに、各自専門書や新聞・雑誌等の文献調査により発表テーマをひとつ選定する。

主なキーワード

第1回目:経済社会の面
TPPとFTA、エネルギー問題、差別化と2極化、社会的責任(SR)、農業と農協、偽装とリコール、インフレとデフレ、ミクロとマクロ、価格競争、規制緩和とリスク、グローバル競争と海外戦略、輸出と輸入(貿易収支)、円高と円安(株高と株安)、電力自由化、スマートコミュニティ、中国市場と日本市場、アジア戦略、EUとロシア、旅行と観光戦略、地方創生、交通インフラ、インターネットと情報通信 等

第2回目:技術の面
戦略と戦術、管理と改善、QCD+PSME、マーケットインと顧客満足度、品質と環境、品質と価格と価値、売上と利益、市場調査、原始データと要求品質、QCストーリー、当り前品質と魅力的品質、標準化(JIS・ISO等)、安全と安心、競合会社と差別化、新製品開発、品質保証と品質管理、品質管理と統計手法、エコ商品と環境技術、信頼性、値引きと安売り、ライフサイクル、管理とマネジメント(システム) 、人材育成とキャリア教育、アイディアと発想、品質戦略、製造物責任(PL)、方針管理と日常管理、マーケティング、PDCAとSDCA、小集団改善活動、品質管理と検査管理、再発防止と未然防止 等

 

手順2

発表テーマについて、誰でも分かるようにパワーポイント等プレゼン用の資料を作成する。このとき、就職活動のための企業分析を考えながらまとめること。また、質問等に対応できるように関連するキーワード等は必ず調べておくこと(質問内容等は各自予想のもとで判断すること)。

手順3

PCを持参し、作成した資料に基づいて発表する。
発表時間25分 質疑・討論時間30分 計55分

手順4

発表者は、自分の発表と質問等の内容を考慮して、1週間以内にレポートを提出する。他の学生は、2発表のうちどちらかを各自選択し、その内容について1週間以内にレポートを提出する。どちらも、レポート構成は各自の判断に任せる。ただし、レポートには必ず調べたことと考察(自分の意見)を示すこと。

2016年2月1日 直井知与教授