第24回
直井ゼミ研究室紹介(その2)

品質工学研究室の2010年度ゼミは、4年生11名、新人の3年生8名によりスタートしました。4月より、4年生は各自、就職活動と卒業研究に向けての基礎固めを行っています。3年生は、専門科目「マネジメントサイエンスセミナーA」において、品質工学関連の調査・研究に止まらず、経済社会、企業経営全般に広げた幅広い知識を得るために、次の実施方法に基づいて現在展開しています。

実施方法:1回につき2名発表

手順1:企業のものづくりに対する次のキーワードに関連する最近のトピックスについて、指定した発表日の1週間前までに、各自専門書や新聞・雑誌などの文献調査により発表テーマをひとつ選定する(その内容を報告すること)。

<主なキーワード>

戦略と戦術、差別化と2極化、社会的責任と企業倫理、管理と改善、品質管理と生産管理、 QCDPSME(品質・コスト・納期・生産性・安全・モラール・環境)、マーケットインと顧客満足度、 品質と環境、当り前品質と魅力的品質、標準化とJIS・ISO、安全と安心、市場と技術、 新製品開発と発想、品質設計とユニバーサルデザイン、エコ商品と環境技術、地球温暖化、 偽装食品とリコール、価値と価格、価値の変化、インフレとデフレ、価格競争、 値引きと安売り、商品のライフサイクル、品質戦略、ミクロ環境とマクロ環境、 マーケティング戦略、開発・設計と品質工学、発生した問題と探す問題、現状の姿、 企業買収と日本・中国経済、中国市場と日本市場、人材育成とキャリア教育、 ゆとり教育と社員育成、正社員と派遣社員、売上と利益、品質管理と統計手法、 グローバルビジネスと人材戦略、アジア戦略と中国・インド経済、グローバル競争、 中国経済とアフリカ戦略、電気自動車産業構造と従来型自動車産業構造 等

手順2:発表テーマについて、誰でも分かるようにパワーポイント等プレゼン用の資料を作成する。このとき、質問等に対応できるように関連するキーワード等は必ず調べておくこと(質問内容等は各自予想のもとで判断すること)。

手順3:PCを持参し、作成した資料に基づいて発表する。
発表時間20分 質疑・討論時間30分 計50分

手順4:発表者は、自分の発表と質問等の内容を考慮して、1週間以内にレポートを提出する。他の学生は、2発表のうちどちらかを各自選択し、その内容について1週間以内にレポートを提出する。どちらも、レポート構成は各自の判断に任せる。ただし、レポートには必ず調べたことと考察(自分の意見)を示すこと。

2010年5月6日 直井知与教授