第41回
理科教育・物理学教育

物理研究室ではいくつかの理科教育を実施しています。

一つ目は (社)応用物理学会主催のリフレッシュ理科教室です。工学部の月岡先生を中心に物理研究室が一丸となって夏休み中の8月中旬に玉川学園サイテックセンターで実施しています。平成22年度が2回目の実施で、平成23年度も実施することが決まっています。午前中に近隣の小中学校の先生をお招きして理科工作をしていただき、午後は参加を希望した小学生約80名に小中学校の先生とともに理科教室を開催しています。昨年度は内視鏡の製作、今年度は電磁石ブランコを作りました。玉川大学の学生にもボランティアで手伝ってもらって、総勢100名を超える理科教室です。子供たちは様々な現象に目を輝かせていて、印象的です。本学科の学生で来年度お手伝いしてくれる人は是非申し出て下さい。子供たちに教えることは、いろいろな意味で勉強になります。

二つ目はテクノフェスタでの理科工作教室です。これは本年度から始めましたが、3D立体視箱の製作と惑星の動きの観察工作です。コスモス祭に来てくれた子供たちが約90名参加してくれました。自然現象には身近に感じられるものがたくさんあります。子供の時から理科や社会の多くの経験をしておくことが、大人になってからの広い視野に大変役立ちます。学生の皆さんでも科学が不得意と感じる人は来年度是非参加して、実際に自分で工作してみて下さい。きっと役に立つ経験ができるでしょう。

2010年11月11日 黒田潔准教授