第48回
毎年恒例のインゼミ大会

1月某日、毎年恒例のインゼミ大会が開催されました。

インゼミというのはインターゼミナールの略で、同じような研究分野を専門とする他大学のゼミ学生と日頃行っている研究・活動を発表し、意見交換を行う場のことです。今年は、玉川大学から工学部の山田ゼミと小酒井ゼミ、専修大学から経営学部の青木ゼミと岩田ゼミ、東京国際大学から商学部の奥ゼミ、の計5つのゼミが集まりました。

学部もバラバラで何を話し合っているのかと、不思議に思うかもしれませんが、みんな管理会計を専門としたゼミなのです。たとえば、山田ゼミでは「シェアードサービス組織に対する役割期待と業績評価」について研究発表しました。内容は難しくて、ひと言では申せませんが、この分野の最先端の研究といってもよいでしょう。発表した学生は年末も年始もなく、毎日のように研究室に来てガンバっていました。そんな学生の姿を見ていると、「教員をやっていてよかったな」と思えて涙腺が緩みそうです。

少々お話が湿っぽくなってしまいましたが、インゼミ終了後にはお酒を酌み交わして交流を深めていることはいうまでもありません。むしろ、こちらがメインだったかも・・・。

2011年2月15日 山田義照准教授