第51回
頑張る学生を支援する

こんにちは、物理研究室の水野です。そろそろ春の足音が聞こえてくる季節ですね。早いもので、玉川大学に赴任して一年が経とうとしています。しかし、この一年をゆっくり振り返る暇もなく、次年度の準備に追われ慌ただしい日々を過ごしています。さて、今回は物理研究室として行っている「学習塾」についてお話しましょう。

工学部の学生にとって物理学は大切な素養の一つです。しかし、最近では物理を学ばずに工学部に入学してくる学生も少なくありません。物理学を学んでこなかった学生やもっと学びたい学生に、講義以外にも物理学を学ぶ機会を提供する場、それが「学習塾」です。

物理研究室では、高等学校で豊富な教育経験を有するチューターにお願いして、「学習塾」をA1-1・学習支援室(女子トイレ側の出口を出てすぐ左、写真)で実施しています。春学期・秋学期ともに毎週火曜から金曜まで毎日(ただし、祝祭日は除く)開講していて、現在は主に機械情報システム学科の1年生を対象に1日1~3コマ(1コマ2時間)の授業が組まれています。この正規授業自体は原則として指定された学生だけしか参加できませんが、正規授業時間外にも自主的に来て教わっていく学生が少なからずいます。そんな学生のためにチューターはいつも「学習塾」に待機してくださっています。

物理学の講義を履修したけど難しくてついていけない、解らないことを質問したいと思っている学生諸君。学部・学科は問いません。一度「学習塾」のトビラを開けてみてはいかがですか?

2011年3月2日 水野貴敏助教