第105回
1年生の玉川の教育「工学部長講話・石橋哲成先生による自校史」

5月16日は、玉川の教育の特別講義として、相原工学部長から工学部生としての姿勢や心構えについての講話がありました。相原先生は人工知能が人間の仕事を肩代わりする未来が訪れても決して人工知能に代替されない人材になってほしいと学生にメッセージを贈られました。その中で「挨拶」の大切さの話をされました.創立者の小原國芳先生がよく色紙に記されていらっしゃった「今日も笑顔で挨拶しましたか」という言葉を思い出しました。

石橋哲成先生は、小原國芳先生が玉川大学・玉川学園を、そして工学部をどのような思いで創られたのか、玉川が大切にしている全人教育と個性尊重の考え方などを貴重な画像と情熱の宿った熱い語りで話してくださいました。特に工学部生は8号館正面玄関の碑文「神なき知育は知恵ある悪魔をつくることなり」と「慧眼見真」の精神、玉川モットーと一画多い「夢」を大切に過ごし社会で活躍できる人になってほしいという言葉は、学生たちの心に強く残ったのではないでしょうか。

2016年5月17日 根上明教授