第178回
研究紹介(グラフ理論)

今年の四月より玉川大学に着任いたしました朝山芳弘と申します。

私はグラフ理論という離散数学の一分野を専門に研究しています。

私が研究者になることを決めたのは大学院生のころですが、私は趣味が高じて研究者になったタイプの人間です。

中学高校の時、数独などの紙とペンを使ったペンシルパズルが好きで、特に理詰めで解ける問題を好んでいました。

パズルを理詰めで解く際にしばしば「一対一対応の考え方」や「偶奇性」を使いますが、それらは離散数学で扱われている概念であることを大学生の時に知りました。

そして自然な流れでグラフ理論の研究室に所属し、研究者を志すに至ったというわけです。

2021年9月9日 朝山芳弘助教