第208回
国際会議

6月にはスウェーデンのウメオ大学での国際会議に出席しました。ヨーロッパはマスクをつけている人はほとんど無く、ようやく活気が戻ってきたというところでしょうか。

ウメオはスウェーデンの首都ストックホルムから約600km北にある街で、ウメオ大学には3万人以上の学生がいるようです。私が行った時期は、夏休みに入りたてでした。大学は全体的にはひっそりとしていましたが、私たちのもの以外の国際会議も開かれていて、食堂などで多国籍の人々を見かけることが多くありました。

ストックホルムよりかなり北なので、6月は一日中明るくなります。写真は午後11時過ぎの日没です。ホテルの部屋から撮りました。見られませんでしたが、2時過ぎに日の出となるそうです。ウメオ大学のTorra先生によると、6月は街灯を付ける必要がないそうです。

毎年開いている国際会議も今回で20回目です。写真にあるドイツのSpringerから出しているProceedingsにも20thの文字があります。今回、初対面のスロバキアの若い研究者と共同研究をしようという話になりました。対面での会議は収穫が大きいように感じられました。

2023年7月28日 成川康男教授