玉川大学工学部は8月20日(日)に女子高生対象のデジタルものづくりのワークショップ「テクノロジーカフェ」を開催します。近年、理工系に興味を持つ女子高生が増えています。本ワークショップは、女子高生が気軽に最新テクノロジーに触れる機会を提供し理工系分野への興味を深めてもらうことを目的としています。
今回は、最新テクノロジーを使ったコースターづくりを体験していただきます。好きなスマホの画像を題材に、安全に使えるレーザー加工機を使います。玉川大学工学部や大学院工学研究科に所属している現役女子大生約10名がサポート。女子高生の皆さんと年齢が近く、身近な将来像である彼女たちと一緒に楽しくおしゃべりしながら、大学生活の魅力や授業、将来・卒業後のことなどについて話せるワークショップです。また、女性がテクノロジーを学ぶメリットや、工学部4学科で学べるテクノロジー分野についても紹介します。
異分野融合のイノベーションを創出する学びである本学独自の「ESTEAM教育」と、その中核を担う施設の一つ、STREAM Hall 2019で展開される「STREAM styleの教育」を体感していただく機会となれば幸いです。定員15名、要事前申し込み。
※このイベントは、本学の「総合型入学審査」で受講が求められる「模擬授業」ではありません。
オープンキャンパスには別途お申し込みください。
→オープンキャンパス情報
日時 | 8月20日(日)15:00~16:30 |
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主催 | 玉川大学工学部 |
会場 | 玉川大学 STREAM Hall 2019メーカーズフロア (小田急線玉川学園前駅より徒歩10分) |
対象 | 女子高生(学年不問) |
定員 | 15名(募集定員になり次第締め切ります) |
担当 | 工学部デザインサイエンス学科講師 平社和也 |
参加大学生 | 大学院工学研究科生1名、工学部4年生3名、3年生2名、2年生4名(予定) |
当日プログラム |
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担当講師紹介
平社和也(ひらこそかずなり)
工学部デザインサイエンス学科講師。
パブリックアートの企画や、Web開発の仕事を経て、ものづくりのプロとして玉川大学へ入職。
デジタルからアナログまであらゆる機械を使い、学生と一緒にものづくりを実践中。
「STREAM Hall 2019」に設置されたメーカーズフロアは、デジタルマシンや工作機械を自由に利用できる、オープンなものづくりのスペースです。学生は授業以外の時間にも、作品作りに挑戦することができます。まず、自分のやりたいことを先生に相談し、アイデアを具体化して行きます。続いて、データ・図面を作成し、デジタルマシン・工作機械による制作・加工を行い、自分のアイデアを形にすることができます。
今回ワークショップで使うのは、玉川大学・玉川学園のキャンパス内で間伐した木材です。
玉川大学・玉川学園では2022年に「Tamagawa Mokurin Project」を発足し、間伐材の利活用を推進しています。本プロジェクトでは、伐採した木材を分別し、利用できるものは教育活動などの素材として再利用し、できないものはバイオチャー(Co2を吸収する炭化物)にして土に還し、マイナスカーボンに貢献しています。これまで、芸術学部生の卒業制作の素材として、また、中高生が幼稚園児向けのおもちゃを作り幼稚部に贈るなど利活用が進んでいます。