縦の交流で切磋琢磨 ーーー 玉川学園のワンキャンパスで広がる夏の学び
K-16連携 スポーツイベント交流企画レポート・<1>サッカー部編
2025.08.13
幼稚部から大学・大学院までがひとつのキャンパスに集う玉川学園。
この特徴を活かしスポーツを通じた多世代の交流と成長を促すイベントが、玉川大学体育会に所属するサッカー部、バスケットボール部、そしてエアロビックチームにより開催されました。
各イベントや合同練習会は、大学生が中心となって企画・運営を行い、上級生としての視点と責任感を持って取り組んだことで、中高生にとっても学びの多い貴重な機会となりました。
また大学生にとっても、リーダーシップやコミュニケーション力を育む場となり、学年を越えた実践的な学びの場が実現しました。
「K-16としての部活動の連携」をミッションのひとつに掲げる玉川アスレチック・デパートメント(TAD)は、後援として今回のイベントをサポート。
包括連携協定を結ぶ神奈川東部ヤクルト販売株式会社の商品「クイックチャージ」を参加者全員に配布し、真夏の活動における体調管理と安全面への配慮を徹底した運営をバックアップしました。
本リリースでは、これらの夏の取り組みをクラブごと3回にわたりご紹介いたします。
第1回目は、サッカー部による「TAMAGAWA Family Soccer Event」の様子を、レポートは、玉川大学教育学部TAD兼担 玉川大学サッカー部部長 山田信幸教授よりお届けします。
「TAMAGAWA Family Soccer Event」開催
7月5日(土)9時より玉川学園記念グラウンドにて、中学部・高等部サッカー部、大学体育会サッカー部計80名と各部の指導者5名が一堂に会して「TAMAGAWA Family Soccer Event」が開催されました。日頃からグラウンドで顔を合わせたり、中高生の練習試合、大学と高学年での練習試合を行うことは年に数回あるものの、合同での活動はなかなか実現せず、サッカーイベントを行うのは十数年ぶりのことになります。
今回のイベントは大学生発案で、玉川サッカーファミリーの縦のつながりを強くすることを目的に企画立案・運営までを大学サッカー部員の指導班、庶務班が中心となって行いました。みんなでお揃いのトレーニングシャツも作成し、統一感を高めるのに一役買いました。
開会式、幹部学生の全体説明から始まり、まず、あらかじめ分けられたグループごとに自己紹介を行いました。緊張感ある中高校生に大学生がリードして、徐々に笑顔も見られるようになり、グループの結束を図ります。
前半はグループ対抗で、キックターゲット、リフティングリレーなどのスキル向上も兼ねたゲーム形式を行いました。ここでは大学生以上に中高生が力を発揮しグループごとにポイントを重ねます。


開会にあたり 〜担当学生から全体説明〜


自己紹介 〜はじめて言葉を交わす人も〜
さらに基本的な技術・体力を競うドリブルリレーを行いました。ここでは大学生が能力を遺憾なく発揮し、見事なスピードを披露しました。ゴール後には学年を超えて抱き合って喜ぶ姿が印象的で、保護者会後にグラウンドに足を運んで下さった方々も笑顔で見守っていました。
その後はグループ総当たりのミニゲーム大会です。ここでは中高大学生それぞれが自分のストロングポイントを発揮して、白熱の攻防が繰り広げられました。楽しみながらも真剣に取り組む姿勢は、前半の和気あいあいとした雰囲気とはまた違うピリッとしたものです。
途中では玉川アスレチック・デパートメント(TAD)を通じて協賛いただいたスポーツ飲料で喉を潤しながらブレイクタイムを過ごしました。


チーム対抗スキル競走 〜年齢を超えて歓喜!!〜


クイックチャージ(ヤクルト)で飲水タイム 〜マネージャーも大忙し〜
最後には結果発表を兼ねた閉会式を行い、優勝チームやM V Pの表彰を行いました。ここでは協賛いただいたスポーツメーカー、スポーツ店からの景品が選手たちに渡されました。各部の主将から今後への抱負、指導者からは労いの言葉をもらい、楽しい2時間のイベントは終了しました。
今回のイベントは玉川のサッカーファミリーの結束に大いに貢献する素晴らしいイベントとなりました。T A Dが目指すスポーツを通じた玉川ファミリーの広がりをすすめるためにも、次回はさらに質にもこだわった集まりとなるように取り組みたいと思います。

表彰式と閉会式

優勝チームとM V P


集合写真 〜健闘を讃えあって〜
いかがでしたか?
次回は「エアロビックチーム編」玉川大学教育学部TAD兼担 エアロビックチーム部長・監督 武内麻美准教授 によるレポートです。
お楽しみに!