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北海道の冬

摩周湖のふもとにある弟子屈町に位置する、寒冷地研究施設では今、大寒前に極寒の季節を迎えています。昨年の、年末から年始にかけては、初日の出は見られましたが、その晩から連日の大雪で、すっかり白い世界に埋もれています。広い施設内の除雪は大変で一回の降雪で、管理作業に支障のないように除雪するには、ニ~三日かかります。当地は、北海道でも比較的雪が少ない地域ですが、その代わり厳しい寒さが特徴です。寒気団にすっぽり覆われた時には、朝の最低気温が氷点下20℃以下の日が数日続きます、最近では氷点下27℃を観測しました。まるで冷凍庫の世界です。

オホーツクの海に流氷の到来を告げるニュースが聞かれころ、近くの屈斜路湖も厳しい冷え込みで凍りつきます。まだ全面結氷していませんが、氷の上にはフロストフラワーも、もう間もなく見られます。また湖上には越冬しているオオハクチョウ達が寒そうに身を固めている姿が見られます。厳しい冬は、まだまだしばらく続きます。

真っ白な世界
雪の中の施設
冷え込む朝の釧路川
極寒の朝
フロストフラワー
凍り付いた屈斜路湖