地域創生プロジェクトB
「地域創生プロジェクトB」が実施されました
この地域創生プロジェクトBでは、本来、9月1日~2日にかけて静岡県下田市において、下田市の小学校の子どもたちへの英語活動支援を行う予定でした。しかし、新型コロナウイルス感染状況に応じた政府・自治体の指示発令等により、現地での実施が困難になり、結果的に、この「下田プロジェクト」は断念することになりました。しかし、そのことを川崎市立はるひ野小学校にお話ししたところ、地域創生プロジェクトBの取り組みに賛同し、快く実施を受け入れてくださいました。たくさんの方の支えにより、この活動を行うことができました。具体的な活動は次の3つです。
① 小学校における授業実践
② 事前の指導案作成と数十回にわたる練習
③ 現場教師からのフィードバックを踏まえた活動の振り返りと報告会での発表や報告書・HP記事などの作成を通した成果と課題の発信
これら一連のアクティブ・ラーニングを通して学生は、児童理解や指導力、地域社会やグループメンバーと協力・連携しながら問題解決力を高めることができました。また、チームワークとリーダーシップを養い、社会的責任を果たすこと、および多文化・異文化理解を深め、コミュニケーション力を鍛えることにも繋がりました。到達目標として次の3つを設定しました。
- 1連携先の小学校の授業を実践するために実習先の課題や要望を理解し、チームで協力して成し遂げることができる。(市民としての社会的責任を果たす)
- 2英語の授業を通して、児童理解を深め、児童や現場教員とのコミュニケーションを図ることができる。(コミュニケーション・スキルの活用および向上)
- 3事後の報告活動を通して、自分たちの学びを他者にわかりやすく説明することができる。(社会的責任およびコミュニケーション・スキルの可視化)
このはるひ野小学校での活動は、初めての試みということもあり、不安や緊張は大きかったです。しかし、学生が主体的に活動に取り組み、子どもたちとの交流を大切にした結果、2日間の活動をやり遂げることができました。子どもたちからは「もっと英語を教えて」「またゲームで一緒に遊びたい」「これからも英語をがんばるよ」「また来てね」と言ってもらえました。先生方からは、「英語活動に子どもたちが楽しんで学べるような工夫がたくさんあり、すばらしかった」「ふだんの生活で大学生とふれあうことはないので、楽しかったようだ」などの感想がありました。
参加者
文学部英語教育学科
1年生担当:石坂竜海、宇野茉奈実
2年生担当:相川怜大、渡邉成美
3年生担当:興津 凜、上野史織
4年生担当:佐藤友香、勝林 樹
5年生担当:小野塚由萌、田野倉佳訓、坂田莉菜
担当教員 :文学部英語教育学科 米田佐紀子、村越亮治





