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地域創生プロジェクトB

2日目の活動

2日目も1日目同様、授業実践の機会と授業参観をする機会を設けていただきました。授業実践は2時間目と3時間目に分かれており、1日目とは異なる組み合わせでした。1日目の振り返りをもとに改善した授業を展開し、担当がない時間には学生間で相互に見学しました。

他授業の授業見学

1時間目は、後に授業実践をするクラスの授業を見学させていただきました。あるクラスでは社会科新聞を作成する活動をしていました。児童が混乱しないように、スモールステップに分けて明確に説明をしていました。この技術はどの教科においても大切だと思いました。また、先生は毎授業の黒板をタブレットで写真に撮っていましたが、あとで授業改善に使えることから参考にしたいと感じました。4時間目は、様々な授業を自由に授業参観させていただきました。本物の授業を見ることで、様々なことを学ぶことができました。あるクラスでは、外国語科の授業をALTと共に進めており、ALTとの連携のしかたを知ることができました。また、タブレット端末を活用した授業実践も見ることができました。このような本物の教育現場を参観できたことは本当に貴重な体験であり、各自異なる視点から気づきと学びを得ることができました。

授業実践

学 年実 践 の ね ら い と 内 容
1年生 ねらい:英語で1から7までの言い方と動物(pig, sheep, chicken, cow)の言い方に慣れ親しむこと。
内 容:動物のイラストを使って動物の言い方を復習し、数の歌を歌う。農家のコスチュームで動物を受け渡すやり取りを見せ、自分だけの牧場を作って紹介するという活動を行う。
2年生 ねらい:色の単語について、ゲームを通してコミュニケーションを楽しむこと。
内 容:前時で行った歌を通して色の復習をし、オリジナルの色のすごろくを作成して英語でゲームを楽しむ。
3年生 ねらい:夢のオリジナル給食を作ること。
内 容:単語と表現の確認をし、自分の好きな食べ物、飲み物、フルーツを1つずつ英語で伝えて夢の給食を作る。
4年生 ねらい:オリジナル月見団子を作ってアルファベットの小文字に慣れ親しむこと。
内 容:体を動かしながらアルファベットの小文字について学習活動をし、(十五夜にちなんで)オリジナルのカラフルな月見団子を作る活動を行う。
5年生 ねらい:My Dream Robotを作り、アピールポイントについて文を書き発表すること。
内 容:前時の語彙(次の活動で使えるものに限定)の確認をする(フラッシュカード)。自分で考えたロボットについて、その特徴などを学習班・学級内で発表する。
  • 1年生の授業の様子

  • 2年生の授業の様子

  • 3年生の授業の様子

  • 4年生の授業の様子

  • 5年生の授業の様子

振り返り

2日目の活動を通して、1日目と同様、良かった点と課題が複数挙げられました。良かった点は、明るくハキハキと授業を行うことができたことや、子どもが発表する場面を設定することができたことです。指示の声が小さかったために内容をしっかり伝え切れなかったという1日目の反省を活かし、声の大きさやジェスチャーの使用を意識して、子どもを静かにさせたり、注目させたりするための指示ができるようになりました。また、子どもたちの取り組みの進捗状況を見ながら指示や適切なサポートができたことや、授業の流れがスムーズになったことが良かった点として挙がりました。一方、課題として、1つの言語活動に時間をかけすぎてしまったこと、授業前のコミュニケーション不足のために2人の担当者の連携がうまくいかなかったことなどが挙げられました。常にタイムマネジメントに留意し、複数教員で指導する場合には、暗黙の了解に頼らず、言葉で相互に理解しておくことが大切だということを感じました。これらの活動を通して学び得たことや気づいたことは、今後の自分たちの成長に活かしていきたいと思います。

(文責:文学部英語教育学科4年興津 凜)

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