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K-12陸上競技部と大学陸上競技部が合同練習会を初めて実施しました。

2022.11.24

記念グラウンド改修工事直前の11月19日、初めての合同練習会に相応しい青空のもと、6〜12年生の陸上競技部と玉川大学体育会陸上競技部の合同練習会が行われました。
全体で集合をして開会の挨拶が終わった後、早速ブロックごとに分かれて活動開始。短距離・跳躍・投擲ブロックはメディシンボールを使用してのウォーミングアップ、中・長距離ブロックはjogやドリルで体を温めて本メニューに向けての準備が始まりました。どのブロックも縦割りで4〜6人程度のグループに分かれて自己紹介や普段の練習の話をしたりと、コミュニケーションをとりながらおこなっていました。

<短距離ブロックのウォーミングアップ>
<長距離ブロックのウォーミングアップ>

準備も整い、いよいよ本メニューの開始。短距離ブロックはスタートダッシュの練習後、シャトルランリレー。中・長距離ブロックは、自分が申告したタイムを時計を見ずに500m走り、それをリレー形式で繋ぎ、チームごとの誤差の合計タイムを競うという面白い練習。跳躍・投擲ブロックは助走練習を中心におこないました。
本メニューが終わると、短距離・跳躍・投擲ブロックは円をつくって補強。きつい種目の時は、しりとりをして気を紛らわしあっている様子も見受けられました。
中・長距離ブロックは、グループごとにダウン。練習開始時の緊張した姿が嘘のように、お互いの名前を呼びながら楽しそうに話していました。

<長距離ブロックのドリル>
<短距離ブロックのスタート練習1>
<短距離ブロックのスタート練習2>
<跳躍の技術指導>

最後に、全体で集合をして閉会の挨拶後、記念撮影をして練習を締めました。
これまで同じグラウンドで活動していながらも、なかなか合同で練習するという機会がありませんでしたが、ワンキャンパスならではの特色が活かされた、とても実りのある練習会となりました。今回の練習会でそれぞれが吸収した事を、これからの冬季練習や来シーズンに向けての足掛かりにして、1人でも多くの部員が目標を達成できるよう、今後の活動にも期待したいです。

<みんな笑顔で最後に集合写真>

合同練習会を終えて(感想)

久保田千恵子(陸上競技部 主将 長距離ブロック) 11年苗場組

大学生の動きやフォームなど、実際に一緒に練習をして学ぶことが多くありました。この交流会を一つの経験として、学んだことを吸収し、自分の走りに活かせるように今後も練習に励みたいと思います。

飯塚蒼士(短距離ブロック) 7年上総組

小・中学生とは違った大学生の力強い走りに驚きました。小学生から大学生までが一緒に集って練習ができる玉川学園で、これからも日々精進していきたいです。

鈴木優佳(体育会陸上競技部主将)教育学部教育学科3年

大学初めてのK-12と大学陸上競技部の合同練習。準備段階では小学校6年生から大学4年生までが一緒にできる練習メニューを考えることが最も大変でした。幹部、各ブロック長が練習メニュー案を出し合い、全員が楽しく、充実できるメニューを考えることが出来ました。
合同練習当日もスケジュール通りに練習が進まなかったり、練習のアドバイスがうまく伝わらなかったりと苦労した部分もありました。しかし、その苦労は教師を目指す私自身にとって、非常に良い経験になりました。臨機応変にスケジュール変更する力、相手に合った指導やアドバイスをする力、今後必要不可欠になるこれらの力は多くの経験を積み、養われていくものだと私は考えます。また是非合同練習を行いたいです。記念グラウンド改修工事前の練習を、多くの仲間と充実した練習で終えることが出来、最高の思い出となりました。